マソ山さん主宰のecrn award 2006にて、めでたく総合1位を獲得した1枚。日本のアンダーグラウンド・シーンからこんなに刺激的な物が出ていたとは全く知りませんでした。ヒジョーに素晴らしいと思います。フガフガ。
ねっとりとしたダブのリズムに絡み付くフリージャズの狂騒。そのイカれた音は、ひとつのカタマリとなって脳天を直撃する。ドスが効いてるのよね。ドス、ドス、ってね。
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そもそもダブってジャンル自体がそうなのかもしれないけれども、コラージュの感覚なのですね。で、このアルバムの気持ち良さっていうのは、コラージュの仕方に迷いが無いっていうね。ここを切り取って、ここに貼っつけて、って考える前に、感覚でやっちゃう。そういう思い切りの良さが出てると思う。コラージュ作品を見て、僕はそう思いました。
関連:試聴(CISCO RECORDS)/試聴(DISC UNION)
特設サイト(試聴・本の紹介も)
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ポーランドの2人組。ポーランドのジャズレコードのみをサンプリングして曲を作るというスタイルで話題になっているんだそうです。ニンジャチューンからのリリースとなりますが、かなりジャズ度高め。同レーベルのシネマティック・オーケストラに近い存在かもしれません。フリー・ジャズやアブストラクトの持つ、スリリングでスモーキーな空気感がなんともハードボイルド。生音を中心にしたブレイクスですので電子音に飽き気味のあなたもお気に召す事でしょう。
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関連:試聴(CISCO RECORDS)
ブログ内リンク:Cinematic Orchestra / Everyday
数々の変名を使い分け次々と作品をリリースするマッドリブ。いずれの名義においても“ジャジーなヒップホップ”という基本とモタモタした独特のドラミングは変わらないといっていいだろう。そんな彼の作品中でもジャジーな側面が現れた名盤と言えるのが03年リリースの本作。ジャズの名門ブルーノート・レーベルの音源を自由に使用していいよという許可のもと制作された1枚だ。
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関連:試聴(CISCO RECORDS)
ブログ内リンク:Quasimoto / The Further Adventures of Lord Quas
Sound Directions / Funky Side of Life
DJ Rels / Theme for a Broken Soul
Madlib / Beat Konducta Vol.1-2
Yesterday's New Quintet / Stevie
これは殿堂入りクラスの名盤。堂々たるジャケットからして只ならぬ風格が漂ってますよね。マリーナ・ショウといえばこのアルバム。というくらいの名作だそうです。74年作(うひゃ僕の生まれる前だ)。
ツタヤのジャズコーナーで存在を知ったのですが、ジャズというよりはフリー・ソウルと言ってしまったほうが雰囲気が伝わるかもしれません(実際にフリー・ソウル・シリーズも出ていますね)。なんたってマリーナのボーカルが素晴らしい。バックを固める演奏もリズミカルであったり心地よかったりと非常にタイトでキビキビしており素晴らしい。
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ノルウェーを代表するフューチャー・ジャズ・レーベルJAZZLAND。エレクトロニクスとジャズの可能性を追求する同レーベルの中で最もポップなユニットがこのビーディ・ベル。前作「HOME」は多くの人にアピールするであろうポップさと洗練されたクラブサウンドで、世のお洒落さんを虜にする好盤でした。2年ぶりとなる今作は前作とはうって変わり、アーティスティックな側面をぐっと押し出したものとなりました。
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関連:試聴(オフィシャルサイト)
ブログ内リンク:BEADY BELLE / HOME
生演奏によるクラブ・ジャズ。ダンスミュージックとジャズの融合。…彼らを紹介するのに、そんな表現はもはや陳腐であろう。クラブ・ジャズという括りが単にお洒落系という意味しか持たなくなってしまった今となっては、このバンドが持つ魅力をその一言で伝えるのは相応しくない。
かつてのクラブ・ジャズが持っていた熱気。才能が才能を呼び、時代を切り開くという気概が存在し、またそこに携わる人たちの高揚感が我々をも熱狂させた。しかしそれが一つのジャンルとして認知されると、たちまち形式化してしまう。“センスの良い”事は、その言葉だけが先行し、お洒落という名のもとに表面をなぞるだけのものとなってしまった。そうして量産される音楽は、洗練されていて非常に耳障りが良い。が、届かない。僕のアドレナリンを刺激するかつてのクラブ・ジャズとは別物なのだ。
そのような中、クラブ・ジャズから出発しつつも今もっともエキサイティングなジャズ・バンドであり現代において男気と熱気溢れるジャズを体現しているのが、スリープ・ウォーカーではないだろうか。メンバーは元モンド・グロッソの中村雅人(sax)、吉澤はじめ(piano)に加え、ジャズ畑から藤井伸昭(ds)、池田潔(b)の4人。
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関連:試聴(CISCO RECORDS)
SLEEP WALKER公式サイト
ブログ内リンク:SLEEP WALKER / SLEEP WALKER
変名の多い人たちである。
bayakaによる別名義「RASA」のデビュー・アルバム(03年)。わざわざ名義を変えただけあって、bayakaの作品とはだいぶ作風が異なりますなぁ。知らずに聴かされたらbayakaだとは分からぬよ。
ジャズの即興性をベースに、シンプルでストイック、男前な音楽。ワビサビの世界。オモテに出る音数は少ないが、その背後にbayakaで培った豊かな音楽性が見え隠れする。出来る男たちは主張しすぎないのである。そんな男前によるワビサビの音楽。
Tsuki no waのFUMINOSUKE、東京ザヴィヌルバッハの坪口昌恭らがゲスト参加。
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関連:RASAインタビュー(bounce.com)
ブログ内リンク:bayaka / Irradiation
Picassoman a.k.a bayaka / Overthrow Stereotype
ノルウェーのnu jazzシーンからピアノ・トリオを紹介(04年作)。
メンバーはRoger Arntzen (double bass), Morten Qvenild (grand piano) , Pal Hausken (drums)の3人(Morten はかつてJaga Jazzistにも在籍)。インプロ的要素を交えて展開する静謐な曲の数々は、いかにも北欧らしい。張りつめた緊張感のある空気が支配するアルバムの中でも、5曲目「in my time of need」で見せる、この上なくシンプルで美しいピアノの旋律は万人におすすめできる。
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関連:視聴(公式サイト)