Marlena Shaw / Who is this Bitch, Anyway?

これは殿堂入りクラスの名盤。堂々たるジャケットからして只ならぬ風格が漂ってますよね。マリーナ・ショウといえばこのアルバム。というくらいの名作だそうです。74年作(うひゃ僕の生まれる前だ)。
ツタヤのジャズコーナーで存在を知ったのですが、ジャズというよりはフリー・ソウルと言ってしまったほうが雰囲気が伝わるかもしれません(実際にフリー・ソウル・シリーズも出ていますね)。なんたってマリーナのボーカルが素晴らしい。バックを固める演奏もリズミカルであったり心地よかったりと非常にタイトでキビキビしており素晴らしい。

Marlena Shawフー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ
マリーナ・ショウ


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冒頭3分程の男女の会話シーンから曲に入っていくあたりは当時としては斬新であった事を思わせます。そんな当時の瑞々しさが、そして音楽のたのしさが、30年経った今でも色褪せる事なく、いやむしろ今だからこそより輝いてわたしたちの胸に届きます。
哀愁味に満ちたメロディーは、これからの秋の季節、黄昏れ時にぴったり。真っ赤な夕日と対峙して胸がいっぱいになるように、ああ音楽っていいなぁと胸がいっぱいになる。そんな魅力に溢れています。


投稿者 山やま : October 26, 2006 | コメント (2) | トラックバック (0)
コメント

TBありがとうございます。
こういう情報のブログを探していたので、このサイトを発見できてうれしいです。
JAZZ の流れをがあるHip-Hopやダンスミュージュクが好きなのですが、
あんまり聴いたことなかったので、これからたくさん聴きたい!!と思っていたところです。
私が学生の頃、原体験した音楽が、クラブサウンドの源流になっていたり、
リミックスの元になっていたりします。
そのうち、リミックス、自分でできたらいいな。と思ってます。
また、おじゃまします。

Posted by: Belle : October 27, 2006 07:24 AM

Belleさん書き込みありがとうございます。
ここで紹介しているヒップホップはほぼジャジーなものばかりですw
マリーナ・ショウもそうですし、先日カーティスの記事でも書いたのですが
時代や音楽性が変わっても、素晴らしい音楽というのは
その核にあるもの(それをソウルと表現しましたが)を見失っていないんですね。
少なくとも僕はそういう音楽に心を打たれます。

Posted by: 山やま : October 28, 2006 12:28 AM
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