Sleep Walker / THE VOYAGE

生演奏によるクラブ・ジャズ。ダンスミュージックとジャズの融合。…彼らを紹介するのに、そんな表現はもはや陳腐であろう。クラブ・ジャズという括りが単にお洒落系という意味しか持たなくなってしまった今となっては、このバンドが持つ魅力をその一言で伝えるのは相応しくない。

かつてのクラブ・ジャズが持っていた熱気。才能が才能を呼び、時代を切り開くという気概が存在し、またそこに携わる人たちの高揚感が我々をも熱狂させた。しかしそれが一つのジャンルとして認知されると、たちまち形式化してしまう。“センスの良い”事は、その言葉だけが先行し、お洒落という名のもとに表面をなぞるだけのものとなってしまった。そうして量産される音楽は、洗練されていて非常に耳障りが良い。が、届かない。僕のアドレナリンを刺激するかつてのクラブ・ジャズとは別物なのだ。

そのような中、クラブ・ジャズから出発しつつも今もっともエキサイティングなジャズ・バンドであり現代において男気と熱気溢れるジャズを体現しているのが、スリープ・ウォーカーではないだろうか。メンバーは元モンド・グロッソの中村雅人(sax)、吉澤はじめ(piano)に加え、ジャズ畑から藤井伸昭(ds)、池田潔(b)の4人。

THE VOYAGETHE VOYAGE
SLEEP WALKER


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傑作1stアルバム「Sleep Walker」に続く、待望の2ndアルバムが3年ぶりにリリースされた。ベースのメンバーが代わり、ゲストとしてベンベ・セグエとユキミ・ナガノが各1曲でVo参加。そしてラスト曲「THE VOYAGE」ではスピリチュアル・ジャズ界の大御所、ファラオ・サンダースが中村とサックス競演。
という前情報を耳にし、ミーハーな感じになってしまわないかしら、との不安もあった。そのためか最初はいまいちピンと来なかったが、音量を上げて数回聴くうちに馴染んできて色々な音が聴こえるようになった。彼らいちばんの魅力であるスリリングな演奏は基本的に変わらず、より幅が拡がった。中村のサックスはよりフリーに、吉澤のピアノは非常にアグレッシブに。そして藤井伸昭によるドラムが変幻自在に腰を据える。ファラオ翁との饗宴「THE VOYAGE」は日本におけるスピリチュアル・ジャズの名曲として語り継がれるであろう。どの曲も、熱気に溢れている。熱い。暑苦しい。全然お洒落じゃないよこんなの。でもカッコイイ。男の子はこういうの聴かないと。汗かかないと。
関連:試聴(CISCO RECORDS)
   SLEEP WALKER公式サイト
ブログ内リンク:SLEEP WALKER / SLEEP WALKER


投稿者 山やま : July 26, 2006 | コメント (1) | トラックバック (1)
コメント

初めまして!!ラン☆ランです♪
山形の庄内地方に住んでいる者です!!
最近、山形の地域ブログポータルサイトが出来て、山形でブログを書いている人が集まり盛り上がっています(´▽`*)ブログピープルの方々で書いている方もいますよ!!是非、見に行ってみて下さい♪

Posted by: ラン☆ラン : July 28, 2006 04:51 PM
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時刻: July 27, 2006 06:43 PM

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