僕の持っているCDは大きく2つに分けられます。車で聴くのと家で聴くのと。
今までは車が主で家ではあまり音楽を聴かなかったんだけれども、年末年始にお部屋を模様替え大掃除してから、割と聴くようになった。部屋では、アップテンポのものはあまり聴く気がしないので(大掃除とかの時はまた別)まったりというかゆるめの音楽ですね。カサンドラ・ウィルソンのこのCDもお部屋用にぴったり。前述の通り、部屋ではあまりCD自体を聴いてなかったので1,2回しか聴かずに放っておいたのですが、改めて聴いてみたらすごく良かった。ムーディーでスモーキー、それでいてちょっとウェットに大人の夜を演出してくれます。
ブルーノートから1996年に発表されたアルバム。オリジナル5曲の他はU2の「Love Is Blindness」やニール・ヤング、ハンク・ウィリアムス、モンキーズなどのカバー。一応ジャズの人らしいけど、ブルースシンガーのような迫力のあるボーカル。決してシャウトする訳でもないが、静かなる迫力とでもいうか。深く渋い味わいです。前はよくわからなかったこういう音楽が好きになっていく自分っていうのは、楽しい。年をとるのも悪くないなと。
ニュー・ムーン・ドーター カサンドラ・ウィルソン Amazonで詳しく見る by G-Tools |