Keith Jarrett / Death And The Flower

邦題「生と死の幻想」。ジャズという大海原はあまりに広大で、どこから入ったら良いのかわからないし、まだよく泳げないので荒波に呑まれて溺れそうで恐い、という意識があるのですが、とりあえずキース・ジャレット初体験です。すげー。これが74年の作品とは!ジャズの懐の深さを感じました。3曲しか入ってないですが、1曲目なんか20分以上あります。民族音楽のジャムセッションみたいなイントロにはじまり、徐々にパーカッションが入ってきたところにピアノやサックスが叙情的で美しい旋律を奏でます。ゼンマイを巻く音やベルの音なんかも入ってたりしておもしろいですが、なんといっても音の組み立て方が異常にかっこいいのです。ポストロックやポストジャズ、エレクトロニカが好きな人にも聴いて欲しいです。

生と死の幻想
キース・ジャレット


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投稿者 山やま : November 11, 2004 | コメント (0) |トラックバック (1)|
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