2005BEST :
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KIRK DEGIORGIO / ELEGANT SYSTEMS

ELEGANT SYSTEMS + 1ELEGANT SYSTEMS + 1
KIRK DEGIORGIO PRESENTS AS ONE


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投稿者 山やま : September 14, 2007 | コメント (2) | トラックバック (408) | ▲page top

DENNIS DeSANTIS / Five Minutes,Today,Forever

デトロイト郊外の街ウィーレン出身のデニス・デサンティス。イーストマン音楽学校にて作曲の博士課程という経歴を持ち、同学内で結成された20人編成の「アラーム・ウィル・サウンド」(スティーヴ・ライヒやエイフェックス・ツインなどの曲を演奏したりする現代音楽グループ)にパーカッショニストとして参加。
一方で、デトロイトからの影響を色濃く感じさせるクラブトラックを制作。本作は、ドイツK2Oレコーズからリリースされた『Clock Wise』に続く3年ぶりの2ndアルバムとなります。

ファイブ・ミニッツ、トゥデイ、フォエヴァーファイブ・ミニッツ、トゥデイ、フォエヴァー
デニス・デサンティス


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繊細で端麗なデトロイトテクノ。
ベースラインはもちろん骨太。メロディアスで透明感のあるシンセ。パーカッションを思わせる心地の良いアクセント。

知性派ですね。
デトロイトテクノといえば知的な作品が多いですが。この人の作品から感じる知性は、デトロイトの街から生まれた怒りと闘争による知性とはちょっと雰囲気が違うような気がします。もっと俯瞰的な視点からのデトロイトに対する愛情、あるいは望郷の想い、敬意。学者肌だけど、頭でっかちになる事なくしっかりと肉感性のあるサウンドです。
本場のデトロイト通の方はもの足りなく感じるかもしれませんが。僕みたいに「Interstellar Fugitives」でのURよりもLos Hermanosの叙情性を好むライトなデトロイト好きにはぴったりの一枚でした。

関連:試聴(CISCO RECORDS)
   Dennis DeSantisインタビュー(ST2)

投稿者 山やま : August 03, 2006 | コメント (0) | トラックバック (408) | ▲page top

Kaoru Inoue / The Dancer

CHARI CHARIこと井上薫、本人名義では初となるアルバム。“踊る”をテーマにしたという今作のタイトルは、その名もずばり「The Dancer」。CHARI CHARI名義での作品とは明らかに異なる、ダンス・ミュージックとしての原点に立ち返るような、爽快なハウス・トラックが並ぶ。
Calmもそうだけど、近年はダンス・ミュージックへの回帰を見せるアーティストが多いように感じる。ブレイクビーツにしてもエレクトロニカにしても、一度流行ると似たような音楽をやる人たちが続々と出現し、すぐに飽和してしまう。だから逆に、開き直ったかのような直球ダンスアルバムは飽和状態のシーンの中では気持ち良く聞こえる。ある意味、普遍的でもある。

The Dancer
Kaoru Inoue


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そしてまた、“ワールド・ミュージックのエッセンスを存分に吸収したCHARI CHARIでの活動がある井上薫だからこそ”のダンス・アルバムである事も付け加えておきたい。
関連:試聴(CISCO RECORDS)
   井上薫インタビュー(saround)
3月29日には早くも、本人名義での新作が出るみたいです。
今度はリラックスした作風になるとのこと。

投稿者 山やま : February 06, 2006 | コメント (0) | トラックバック (35) | ▲page top

OST / Legends of Underground

ウエスト・ロンドン(西ロン)界隈のアーティストによるリズムへの飽くなき探求が生んだブロークンビーツ。ブロークンビーツって、なんだか“行き着くところまで行き着いちゃって、逆に落ち着いちゃった”感があり、そんなに僕をエキサイトさせてくれるジャンルでは無いのですが。ハウスのような単純な気持ち良さでもなく、かといってじっくり心に沁みるかというとそんな事もなく、割と中途半端な印象があります。ただ、新しいものを作ろうとする彼らの貪欲な姿勢には共感できます。
で、そんな西ロン・シーンが今も現在進行形で進化を続けている事を証明するアルバムがこれ。

legendsofunderground.jpgLegends of Underground
O.S.T


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ジャケット怖い!と引いたアナタ。正しいリアクションです。
20名のダンサーが出演する舞台公演「レジェンズ・オブ・ジ・アンダーグラウンド」のために作られたオリジナル・サウンドトラック。サントラなのかコレ?ヤバい代物です。なにせ西ロンを代表するアーティスト(Bugz In The AtticのSeiji、Domu、Mark de Clive-Low、Bembe Segue)が集結して制作されたというブツですから、先鋭的で刺激的なものになっています。行き着いちゃったはずのリズムへの探求は、更に攻撃的に高速回転し“気持ち良さ”の範疇からも逸脱しちゃいます。そりゃもう気狂いのように。はっきり言って、全然心地よいものではありません。僕もコレ良いんだか悪いんだか解らない。しかし、異常に“気になる”のです。いつの時代に於いても、新しいものとはつまり気持ちの悪いものです。この前衛的な作品からは、それを生み出すエネルギーを感じる事ができます。
これが、今の、ウエスト・ロンドンの、フューチャー・ジャズ。
関連:試聴(CISCO RECORDS)
   Mark de Clive-Lowインタビュー(Yahoo!ミュージック)

投稿者 山やま : February 01, 2006 | コメント (0) | トラックバック (1) | ▲page top

Stromba / Tales from the Sitting Room

James DylerとTom Tyler(知らない人たちだけどメモとしてコピペ…)の英国発ユニット、Strombaのデビューアルバム。FatCatという、話題のレーベル(これも知らないけどコピペ)からのリリースだそうです。マソ山さんが年間ベストに選ぶほど絶賛していたので買ってみた。

Tales from the Sitting RoomTales from the Sitting Room
Stromba


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はじめて聴いたときは雑多な印象でいまいちピンと来ず、暫くほうっておいた。売る前にもう一回だけ聴いておこうと思い耳を傾けた。なんだなんだ、こんな聴けば聴くほどに味の出そうなアルバムを売ろうなどとは、すみません僕の耳は節穴でした。
ジャズ的なポストロックをお探しの方にはおすすめ。サックス、タブラ、メロディカ、ギター、パーカッション、トロンボーン、バイオリンなどの多彩な生音によるスリリングな演奏が楽しめます。やたらとポップになってしまったマイス・パレードやフォー・テットあたりよりも断然おもしろいと思います。
関連:試聴(FatCat Records)

投稿者 山やま : January 24, 2006 | コメント (0) | トラックバック (0) | ▲page top

Susumu Yokota & Rothko / Distant Sounds of Summer

やはり僕はこの人が大好きなのである。ススムヨコタ。彼の作る音は徹底してクールだ。即ちハウスであろうとも、ブレイクビーツであろうとも、アンビエントでも、前作のようなクラシカルなものであっても、そこに我々聴き手の感情が入る事を許さない。いわば血の通っていない音楽とも言えるかもしれない。しかしこの上なく、耳を澄ませて聴き入りたくなるんである。背筋を伸ばして、目を閉じ、丹田に意識を集中して、そういうシャンとした気持ちで向き合いたくなるオーラを持っている。そして聴後感を色で表すなら透明。アルバム毎に作風が変わっても、ヨコタのその核がブレることは無い。

susumuyokotarothko.jpgDistant Sounds of Summer
Susumu Yokota & Rothko


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1年毎にきっちりアルバムがリリースされるのも機械的といえばそうだし(これで31枚目!?ファンには嬉しい限りですが)、常に高いクオリティなのだから恐れ入る。今回は、スモーキー系ベーシストである(らしい:よく知らない)ロスコとタッグを組み制作された。ダウンテンポな中にヨコタ色のビートが入ったり入らなかったり。アンビエント・ポストロックとでもいうのか、ベースの残響音に絡み、ヨコタは全曲で枯れたギターを鳴らす。まるで砂漠の中をまどろむようだ。彼方で鳴る音楽。
関連:試聴(warszawa)
ブログ内リンク:Susumu Yokota / Wonder Waltz
        SUSUMU YOKOTA / SYMBOL
        SUSUMU YOKOTA / Sound of Sky
        Susumu Yokota / Sakura
        SUSUMU YOKOTA / zero
        SUSUMU YOKOTA / 1999
        SUSUMU YOKOTA / 1998
        Prism / Metronome Melody
        Ringo / Plantation

投稿者 山やま : January 16, 2006 | コメント (0) | トラックバック (3) | ▲page top

Yuichiro Kato / Pouring

またもや日本のクラブ・シーンから素晴らしいアルバムが。加藤雄一郎は、今までCalmや曽我部恵一、ポラリス、スタジオ・アパートメントなどの作品に参加してきたサックス奏者。1stアルバムとなる本作は、Calmによる全面プロデュースとなった。作曲もほぼCalm氏によるもので、氏の叙情的な世界観が色濃く出ている。ファラオ・サンダースをはじめとするスピリチュアル・ジャズへのオマージュとも思えるような荘厳で美しい旋律を奏でるサックスの音色が、優しく情感豊かに鳴り響く。カルロス・ニーニョによるBuild An Arkがそうであったように、この作品もまたクラブ・サイドからスピリチュアル・ジャズへの回答とも言うべき愛に満ちた良盤となった。

Pouring
Yuichiro Kato


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曽我部恵一がゲスト・ボーカルで1曲参加しています。
関連:試聴(music conception)/試聴(CISCO RECORDS)
   加藤雄一郎メッセージ(JJazz.Net)

投稿者 山やま : January 06, 2006 | コメント (294) | トラックバック (11) | ▲page top

NUJABES / Modal Soul

新年最初から素晴らしい盤を紹介できて嬉しい限りです。アンダーグラウンド・ヒップホップ・シーン(?)では既にかなりの人気を誇るというDJ/トラックメイカー、ヌジャベス。日本にもこんなヒップホップを鳴らす人が居たとは驚きました。西海岸のケロ・ワンも良かったですが、その系譜に連なる実に心地良いジャジーでソウルなヒップホップ。2ndアルバムとなる本作ではヒップホップという垣根など、とうに超えちゃってますけどね。ブロークンビーツな展開を見せるあたりはマッドリブをも連想させますが、この人の場合変態度は低いらしく、壊れる事はありません。あくまでスウィートに心地良く。ハウスな人でも違和感なく聴けると思う。琴線に触れるメロウなメロディ、流麗なピアノやフルート。繊細な音づくりの中に日本的な香りもほのかに漂います。

Modal Soul-2nd Chapter Of Metaphorical Music=Modal Soul-2nd Chapter Of Metaphorical Music=
NUJABES


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よく言われているように、ヒップホップを余り聴かない人も聴きやすいアルバムなので是非。「Ordinary Joe」のカバーではなんとテリー・キャリアー本人がボーカルを取っています。
関連:試聴(CISCO RECORDS)
ブログ内リンク:
    Hyde Out Collection / First Collection
   これも好きかも→ INO hidefumi / Satisfaction
   これも好きかも→ Visioneers / Dirty Old Hip Hop


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投稿者 山やま : January 05, 2006 | コメント (1) | トラックバック (402) | ▲page top

Boof / A Soft Kiss By A Rose

自称変態の皆様、変態好きの皆様、そしてそうでない皆様も、お待たせいたしました。こいつぁすげーです。BPMが早いわけではなくむしろゆったりめなのに、この獰猛な黒さはなに?ムーディーマンにも通じる漆黒の極悪リズムは正に本場モノ。その官能的な黒リズムの上に余裕たっぷりで乗るのは、変態エレクトロ音、変態サンプリング音、変態加工音、切れの良いパーカッション、そして甘美なエレピ。あ、余裕たっぷりと書きましたが、これには意味があるのです。変態に憧れて一生懸命変態のフリをしている数多のものとは一線を画しているのです。つまり真性の変態なのです。いくら綺麗なハウスを作ろうとしても、生まれ持った性は隠せないのです(別に隠そうともしてないけどね)。どーしたって溢れ出る黒さが本場モノたる所以です。あらゆる音楽を飲み込んだ現代のソウルミュージックがここにはあるのです。圧倒的にセクシーで、美しい。

ア・ソフト・キス・バイ・ア・ローズ
ブーフ


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MU(嫁さん)のプロデュースでも知られる米ボルチモア出身の奇才モーリス・フルトンによるBOOF名義での2作目。本人名義の作品はとてもキテレツなハウスらしい(僕は未聴)が、そのド変態の彼が作った美しいハウス作品が本作らしいです。いや僕なんかこれでもじゅうぶん変態を堪能できますけどネ。いやいや奥深し変態道。
関連:試聴(CISCO RECORDS)
   BOOF=モーリス・フルトン バイオグラフィ(CISCO RECORDS)

投稿者 山やま : November 17, 2005 | コメント (2) | トラックバック (3) | ▲page top

Sound Directions / Funky Side of Life

インスト・ヒップホップ業界(?)の中でもひときわ異彩を放つ奇才、MADLIBによるニュー・プロジェクト「Sound Directions」。あちゃー、これはいいですね。ヒップホップを通過した、2005年版コズミック・ジャズ・ファンクとでも形容できそうな怪作にして傑作。

B000AP2ZOYFunky Side of Life
Sound Directions


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この人はアルバム出すごとに違う名義になりますね。なはは。今回は他のミュージシャンとのセッション・プロジェクト。帯にはYesterdays New Quintetプレゼンツと銘打っており、03年の作品「Shade Of Blue」の制作過程で派生したものらしいです。
関連:試聴(CISCO RECORDS)

投稿者 山やま : October 26, 2005 | コメント (168) | トラックバック (2) | ▲page top
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