R&B/Soul :


Amp Fiddler / Waltz of a Ghetto Fly

連日の暑さもだいぶ収まり、朝晩などは涼しいほど。秋の気配を感じるようになってきました。BGMというのはまったくもって気分に左右されるもので、夏場は分かり易いJ-POPを好んで聴いていましたが、気温とともに、また趣のある音が聴きたくなってきました。

というわけで、まずはこんなんから。

Waltz of a Ghetto FlyWaltz of a Ghetto Fly
Amp Fiddler


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関連:試聴(CISCO RECORDS)

投稿者 山やま : August 27, 2007 | コメント (0) | トラックバック (413) | ▲page top

4 hero / Play with the changes

これこそ、2007年型フュ−ジョン・ソウル。

ウェスト・ロンドンから音楽の未来を模索し続ける、DegoとMark Macによるユニット 4hero。名作『Two Pages』の大ヒットにより、多くの人にとっては“ドラムンベース”アーティストのイメージが未だに強いかもしれない。しかし、デトロイト勢とも共振する彼らの音楽の中心にあるのは“ソウル・ミュージック”なのだと再認識しなければなるまい。続く『Creating Patterns』はドラムンベースに偏ることなく音楽性の幅を大きく広げたアルバムであった。さらにDegoは2000Black、DKD、シルエット・ブラウンといったユニットでブロークンビーツの行くべき道を追求し続け、Marc MacはVisioneers名義にて生楽器とサンプリングを絶妙にブレンドしたオーガニックでジャジーなヒップホップでその類い稀な手腕を発揮している。各々の活動が充実していたため『Creating Patterns』から6年ぶりとはいっても久しぶり感はあまりない。むしろ二人のソロでの活動の成果がよくわかる、期待を裏切らない納得のアルバムになっている。

プレイ・ウィズ・ザ・チェンジズプレイ・ウィズ・ザ・チェンジズ
4ヒーロー


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特に印象的な曲は冒頭を飾る「Morning Child」。壮大なストリングスはまさに4hero節。はじめて聴いたのにはじめて聴いた感じがしない、とは妻の談。女性ボーカルを多くフュ−チュアし「うた」に重きを置くサウンドは、ここ数年におけるブロークンビーツの目指す道の集大成であるかのような。すなわち21世紀型のフュ−チャー・ソウルは、この作品でひとつの完成型を迎えたといっていいのではないでしょうか。細部まで行き届いた完成度の高さはまさに“円熟”というに相応しい出来です。

逆に言えば、新鮮味には欠ける事もまた事実。この作品をひとつの頂として、ブロークンビーツのひとつの流れは終焉を迎え、また新たな地平を目指していくのではないかと。だって、そうでなければマンネリしちゃいそうな。時代の先端を行く人の宿命ですよね。“4heroの集大成”とも言うべき本作を聴いて、そんな余計な心配までしてしまうのでした。

関連:試聴(オフィシャル・サイト)
   『Play With The Changes』発売記念インタビュー(HMV)
ブログ内リンク:
   4 hero / Two Pages
   4 Hero / Creating Patterns
   2000BLACK Presents / THE GOOD GOOD
   DKD / Future Rage
   Visioneers / Dirty Old Hip Hop
   marc mac のpodcast
   これも好きかも→ OST / Legends of Underground
   これも好きかも→ JAZZANOVA / The Remixes 2002-2005


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投稿者 山やま : January 21, 2007 | コメント (0) | トラックバック (2) | ▲page top

Raul Midon / State of Mind

こういう良心的な音楽を聴くとほっとしますね。スティーヴィー・ワンダー、ジェフ・ベック、クインシー・ジョーンズらも絶賛する期待の新人、ラウル・ミドンのデビュー・アルバム。スティーヴィーと同様に、目が見えないという事が音楽的感性を研ぎ澄ます事になったのでしょうか。
ストレートなラブ・ソウルながら甘くなりすぎないのは、彼自身によるギターがアクセントになっているからだと思う。小気味良くリズムを刻むアコースティック・ギターのカッティングはキザイア・ジョーンズを連想したりもした。

State of MindState of Mind
Raul Mido´n


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この若き才能に呼応するかのように、大御所スティーヴィー・ワンダー、ジェイソン・ムラーズらがゲスト参加しています。
関連:試聴(東芝EMI)
ブログ内リンク:
   これも好きかも→ saigenji / saigenji

投稿者 山やま : November 28, 2006 | コメント (0) | トラックバック (0) | ▲page top

D'Angelo / Voodoo

だってこのジャケですもの。
コワモテ系の、伏せ字を連呼するようなヒップホップなお方だとばかり思ってました。参加客演の方々がコモンの『Like Water For Chocolate』と同じメンツだなんて知らなかったし思いもしなかったです。

VoodooVoodoo
D'Angelo


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投稿者 山やま : November 12, 2006 | コメント (4) | トラックバック (3) | ▲page top

Terry Callier / Occasional Rain

Occasional RainOccasional Rain
Terry Callier


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投稿者 山やま : November 08, 2006 | コメント (0) | トラックバック (386) | ▲page top

Dwele / Subject

SubjectSubject
Dwele


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関連:試聴(CISCO RECORDS)
投稿者 山やま : November 06, 2006 | コメント (0) | トラックバック (0) | ▲page top

Speech / Speech

アレステッド・デヴェロップメントのフロントマン、スピーチのソロ・アルバム(96年)。
マーヴィン・ゲイの「What's Going On」をサンプリングした曲をはじめ、アレス時代のようなヒップホップ色はだいぶ薄く、“うたもの”アルバムと言っていい。これがまた、スピーチの人柄が滲み出たかのような、暖かみと歌心に溢れた曲ばかりで僕はこのアルバムが大好きなのだ。

speech.jpgスピーチ
スピーチ


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ブログ内リンク:Arrested Development / SINCE THE LAST TIME

投稿者 山やま : November 03, 2006 | コメント (0) | トラックバック (0) | ▲page top

Marlena Shaw / Who is this Bitch, Anyway?

これは殿堂入りクラスの名盤。堂々たるジャケットからして只ならぬ風格が漂ってますよね。マリーナ・ショウといえばこのアルバム。というくらいの名作だそうです。74年作(うひゃ僕の生まれる前だ)。
ツタヤのジャズコーナーで存在を知ったのですが、ジャズというよりはフリー・ソウルと言ってしまったほうが雰囲気が伝わるかもしれません(実際にフリー・ソウル・シリーズも出ていますね)。なんたってマリーナのボーカルが素晴らしい。バックを固める演奏もリズミカルであったり心地よかったりと非常にタイトでキビキビしており素晴らしい。

Marlena Shawフー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ
マリーナ・ショウ


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冒頭3分程の男女の会話シーンから曲に入っていくあたりは当時としては斬新であった事を思わせます。そんな当時の瑞々しさが、そして音楽のたのしさが、30年経った今でも色褪せる事なく、いやむしろ今だからこそより輝いてわたしたちの胸に届きます。
哀愁味に満ちたメロディーは、これからの秋の季節、黄昏れ時にぴったり。真っ赤な夕日と対峙して胸がいっぱいになるように、ああ音楽っていいなぁと胸がいっぱいになる。そんな魅力に溢れています。

投稿者 山やま : October 26, 2006 | コメント (2) | トラックバック (0) | ▲page top

Curtis Mayfield / The Best of the Curtom Years 1970-1977

もし、当ブログをご覧になっていて、カーティス・メイフィールドを聴いた事がないという方がいるならば。悪い事は言いません。ベスト盤でいいから聴いてください。心を揺らす本物のソウル・ミュージックがここにはあります。

スティービー・ワンダーやマ−ヴィン・ゲイ、ダニー・ハサウェイなど偉大なるソウルの巨匠たちの中でも、カーティスは別格の存在感を放っていると思うのです。天地を包み込むかのような優しい歌声で社会的なメッセージや自由・平和・愛を歌った作品群からは、彼の毅然とした品格、深い情愛に満ちた人間性が見えてくるようです。ロック好きからも支持が篤いのはそういった人間性の魅力によるものではないでしょうか。

Give It Up: The Best of the Curtom Years 1970-1977Give It Up: The Best of the Curtom Years 1970-1977
Curtis Mayfield


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当ブログはテクノやハウスといった打ち込みによるダンス・ミュージックをメインに、ロックあるいはジャズ等、雑多なジャンルの作品を紹介しておりますが、ある一定の基準は持っているつもりです。その基準が何なのか上手く言葉では言えないのですが、たとえ同じジャンルに分類されるものでも、数多くリリースされ続ける作品の中にはピンと来るものとそうでないものにはっきりと分かれるのです。機械を使うか否か、或いはジャンルの違いは大した問題ではなく、そこにソウルがあるか否かこそが作品の魅力を決定づけるものだと僕は思うのです。テクノもハウスもロックも元を辿ればソウル・ミュージックじゃないですか。
だから最初の一文に戻ります。当ブログで紹介しているような盤が気に入っている人ならば、カーティス・メイフィールドの崇高なるソウル・ミュージックに必ず涙腺を刺激されるはずです。たからもののように大切にしておきたい歌になるはずです。聴いてください。

※上記のベスト盤は「So in Love」が入っていないのが非常に残念。

投稿者 山やま : October 15, 2006 | コメント (94) | トラックバック (2) | ▲page top

Arrested Development / SINCE THE LAST TIME

大地と太陽のヒップホップ。どっこいアレスは健在でした。

オリジナル・アルバムとしては通算5枚目ですか。正直いって、傑作だった1stと2nd以降の彼らはパっとしない印象でした。スピーチはソロに転向しバンドは解散、そして忘れた頃に再結成。しかし復活後のアルバムは単なる過去の焼き直しというか、ふわふわして方向性が見えなかった。92年のデビューでグラミー賞を受賞するなど一世を風靡した彼らも、時代の流れには付いていけなかったか…と諦めつつあったのですが、たまたま試聴した今作は耳を引くものがありました。

SINCE THE LAST TIMESINCE THE LAST TIME
アレステッド・ディヴェロップメント


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05年の「Among the Trees」から1年半ぶりとなる新譜(日本先行発売)。
ジャクソン・シスターズの名曲「I Believe In Miracles」を大胆にサンプリングしたキラーチューンをはじめ、今までになくハジけた印象。ヒップホップに拘ることなく好きな音を詰め込みました的な、ふっ切れた感じが気持ちよいです。もちろん彼らいちばんの魅力であるオーガニックな薫りは健在。大地に足を着けた安定感が嬉しい限りです。
ジャケットもようやくマトモになって。この調子でしぶとく生き残って欲しいです。
関連:試聴(ポニーキャニオン)

投稿者 山やま : September 30, 2006 | コメント (2) | トラックバック (378) | ▲page top
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