元phatのリーダー、ジャズサックス奏者 藤原大輔のソロアルバム。phatではエレクトリックファンクジャムバンドといった趣きのエネルギッシュな演奏が相当カッコよかった。たったの2枚で解散しちゃったのが勿体無いくらいだったのだが、藤原氏曰くphatでやれることはやってしまったとの事らしい。
で、ソロ2枚目となる本作。う〜ん、かっこいい。デトロイト・テクノを彷佛とさせる反復ビートに絡む即興的なサックス。クラブジャズならぬ、テクノジャズとでも形容したくなるようなストイックでプログレッシブなサウンド。この人は、例えば4heroやデトロイトの方々のように、常に音楽を進化させようというオーラを持っていて、それが同じ所に留まらない理由でもあるのだろうけど、とにかくそういう姿勢がすごくエキサイティングでかっこいいと思います。
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