Fertile Ground / Black Is...

米ベルティモアで97年に結成されたファータイル・グラウンドの4thアルバム。7人編成の彼らはよく「アフロ・スピリチュアル・ジャズ・バンド」と形容されます。なんですかそれは。ワタシはじめて聞きましたが、なんと魅力的でワクワクするフレーズでしょう。実際そのフレーズにクラクラ来たワタシはついついポチッとしちゃいましたよ、アマゾンの魔のボタンを。
ナバシャ・ダーヤ（ジャケの女性）のボーカルとバンド演奏は実にソウルフルで、抑制の効いたプロダクションは洗練されたもの。アシッドジャズやフリーソウルの雰囲気に近いです。昨日紹介したロス・ヘルマノスもそうだけれども、このバンドからも、自らのルーツとブラック・ミュージックに対する誇りが感じられます。アフロセントリックなビートに強い意志を感じさせる歌詞、気高き精神性を持ったバンドだと思う。「アフロ・スピリチュアル・ジャズ・バンド」、このフレーズに心ときめいた人はポチッとしちゃってください。

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