The Chieftains / Long Black Veil

ふと目に入ったので今日の通勤BGMはこれだと手にした一枚。会社までは車で30分以上かかるので僕にとって通勤時間がいちばん音楽を聴く時間でもあります。それも市を跨ぐため、街中でなくけっこーな田舎道なので気持ち良いのです。途中、右も左も一面田んぼの中の一本道を通ってくるのですが、今朝は朝霜と霧(?)で真っ白けだったんです。道以外は本当に真っ白。そんな幻想的な景色の中でこの音楽が見事にマッチして嬉しくなりました。音楽は絶対にTPOなんだよね。それがバッチリはまった時は本当に気持ち良い。

Long Black Veil
The Chieftains


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1962年に結成されたアイルランド民謡の代表的バンド、チーフタンズの95年作。スティング、ミック・ジャガー、シネイド・オコナー、ヴァン・モリソン、ライ・クーダーなどのゲストを招いて制作されたアルバムです。これだけビッグな人たちが集まっても、主役はあくまでもケルト・ミュージック。伝統音楽の歴史とチーフタンズというバンドの懐の深さが伺い知れます。
アイルランドといわれて思い浮かぶのは、パブ、飲んだくれ(不精髭・ほっぺ赤い)、木枯らし、というイメージです(きっと偏見)。そしてまさにそういうパブで流れていそうな音楽。仕事で疲れたオジサンが場末のパブでひとり酒を飲み明かす、そんな哀愁漂う背中にジワ〜〜っと染み入りそうな音楽なんですね(そういう意味では演歌に似てるのか?)。ケルト・ミュージックへの入門としても最適ではないでしょうか。


投稿者 山やま : February 08, 2005 | コメント (1) |トラックバック (2)|
コメント

拙ブログへ訪問いただきありがとうございました。チーフタンズのレビューを私も書いていますのでTBさせていただきました。

Posted by: twin_lens : February 8, 2005 11:10 AM
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