undermoon NO MUSIC, NO LIFE


MUSIC MENU


 amazonサーチ
 
S

Chants And Dances Of The Native Americans
Sacred Spirit

97年作
ネイティヴ・アメリカンの聖詠歌(Chant)にダンス・ビートを融合させたセイクリッド・スピリットの1stアルバム。(山ちゃん)

Lovers Rock
Sade

00年作
うわぁ、素敵だ。遅ればせながら僕のシャーデー初体験である本作は全世界で600万枚のヒット。R&B、ソウル、ジャズ、レゲエなどが溶け合い、ゆったりしたサウンド。とてもシンプルなものなんだけど、ひとつひとつが丁寧に紡がれた音のような豊穣な響き。簡単には出せない大人の魅力と言いますか。包容力があり品のあるシャーデーのうたごえ。うっとりしちゃいます。(山ちゃん)

saigenji
saigenji

02年作
ボイスイリュージョニストsaigenji。生で観た時はその迫力に息を飲み、鳥肌がたちました。ラテンミュージックに造詣のない人でも、彼を知ったら今より何倍も楽しく聴けますよん。(工藤)
saigenjiこと西元寺哲史 驚異のデビュー盤。キザイア・ジョーンズを思わせるパーカッシブなギターをはじめ、南米各地に伝わる民族楽器も幅広く弾きこなす彼は、ブラジル音楽を独自に消化し、見事なsaigenjiワールドをつくってます。ただ、ライブではじめて彼の音に触れたという幸福な出会いをしてしまった僕は、ちょっと物足りない気もしちゃった。あの超絶パフォーマンスの生臨場感に比べるとコレですらこじんまりと感じてしまうというか。というわけで是非彼のライブを見よう!(山ちゃん)

THE ROSE GOD GAVE ME
SADS

01年作
清春の歌には激しく好き嫌いがありましょうが。実際僕も黒夢とあまり変わらないSADSの音をちょっとバカにしていたんだけど、このアルバムはそんな考えが吹き飛ぶほど物凄いです。ザクザクに歪んだギター。どんな場面 でもスピード感を保ち続けるリズム。終始ハードで緊張感のあるサウンド。クセのあるヴォーカルをここまで引き立てるバックの楽器隊三人の仕事の素晴らしさ。ロックバンドとはこういうものなんだよなぁと妙に納得させられてしまいました 。(工藤)

sweet revenge
坂本龍一

94年作
みんな大好き教授のやや若い頃の(笑)作品。ゲストヴォーカル陣が多彩 です。どれも心地よい浮遊感。ボッサ、ジャズ、アンビエント、エレクトロニカ、オーケストラ、ラップなどなど、実に様々な形態で聴かせてくれるあたり、さすが教授。大好き。100点。あと歌詞カードも絶品ですよ 。(工藤)

BEAUTY
坂本龍一

89年作
ヴァージン移籍第1弾。沖縄民謡、ワールドミュージックを鍋に入れ、ポップという教授味の調味料で煮込んだ、食べごたえのある1枚。生音を中心にした音づくりは今の空気に合っており、全く色褪せていない。教授のアルバムの中でも聴き易いし、好き。(山ちゃん)

サンガツ(Sangatsu)
サンガツ(Sangatsu)

00年作
日本発ポストロックバンド、サンガツのデビュー盤。ジム・オルークのプロデュース。(山ちゃん)

Global Underground 013 Ibiza
Sasha

99年作
場所がどこであろうと Global Undergroundの色に染めさせる。そんなわけでタイトルに IBIZAナントカと銘打った他のCDとは一線を画す。音楽誌で選曲の良さを絶賛されたミックスは、スタジオ・エンジニアリングされてるとはいえ相変わらずセンス抜群。(わっと)

Global Underground 013 Ibiza
Sasha

98年作
プロデューサー的な活動としては以前からリミキサーとしてひそかに名の知れ渡っていた Sashaだが このミックスをリリースした翌年('99年)のモンスターヒット、xpander を機に その名を知らぬ人がいないほどの存在となった。(わっと)

Northern Exposure II
Sasha & John Digweed

98年作
Sasha&John Digweedは大の仲良し。そんな彼らがコラボレートする DJ-MIXの 傑作の1つ、 Northern Exposure 2。1よりも遙かに複雑さを増したミックスとその選曲のキワドさがたまらない。 (わっと)

nu breed 006
Satoshi Tomiie

02年作
比較的早い時期からプログレッシヴ・ハウスにスタイルをシフトしていたサトシ トミイエ。 日本人DJにありがちな、受けを狙うアッパーさは ひとかけらもなく、黙々とビートが刻まれていく。自身の別 名義の曲から始まるdisk2は nu breed(新種)の名にふさわしく、国籍を越えた包容力を見せつける。(わっと)

Apropa't
Savath & Savalas

04年作
Prefuse 73のスコット・ヘレンによる別名義ユニットの4年ぶり2ndアルバム。前作は傑作の声が高いのですが僕は未聴。今作は女性ボーカルを導入。もっとジャズっぽいのかと思いましたが、マイス・パレードやHIM、mumあたりを彷佛とさせる、ゆる系ポストロック的サウンドでした。悪くはないんだけど、コレだという目新しさや突出したものが感じられなかったかな。
........
と、初めに聴いたときはそう思ったのですが、聴いているうちに良くなってきました。ちょっとワールドミュージック的なところが好き。 (山ちゃん)

it means everything +1
Save Ferris

98年作
西海岸の風を感じられるかも?紅一点モニークパウエルのパワフルなヴォーカルに、ノリノリのホーンとバンドがいいかんじの元気なSKAバンド。「Come On Eileen」は名曲ですね(そういや少し前にSUZUKIのCMで誰かのカヴァーバージョンが流れてた)。この+1バージョンには、ゲバゲバ90分のテーマ曲のカヴァーも収録されてます。傑作。(工藤)

NO INDEPENDENT THOUGHT
スケボーキング (SBK REMIX)


02年作
スケボーキングのリミックス盤なのですが、マシュー・ハーバート、CALM、トミー・ゲレロ、コールドフィート、HAKASE-SUN(フィッシュマンズ〜リトルテンポ)...なんだこの豪華メンツは!僕は原曲を聴いた事がないのですが、おそらく原形をとどめていないであろうと思われるくらい各リミキサーの色が出ています。ハーバートは相変わらず、殆ど彼の曲じゃん、みたいな感じだし、CALMもCALMらしい仕上がり。個人的にSBKの味を残しつつのアレンジで好リミクスだと思ったのはトミーゲレロとコールドフィート。というわけでアルバムとしての統一感はないですがけっこう楽しめます。(山ちゃん)

スチャダラ外伝
スチャダラパー


94年作
久しぶりにスチャダラが聴きたくて「スチャダラ外伝」を聴いた。スチャダラの中で一番好きな一枚。ゴンチチにスカパラに小沢。すごい。なにがすごいって、「ついてる男」がすごい。なにごともこんぐらいポジティブにとらえられたら最強だろうと。
なんて思ってたら2、3日後に社長が本をもってきた。「ツイてる話(斉藤一人)」まさに2、3日前に思っていたことがそのまま書いてある!!
ぼくって、ツイてる?(なおや)

The Biz
The Sea and Cake


95年作
トータスのジョン・マッケンタイアも在籍するポストロックのスーパーバンド、シー・アンド・ケイクの2nd。このバンドはほとんどソフトロックと言ってもいいくらいポップ。(山ちゃん)

PROTOTYPE >4
Seb Fontaine


01年作
イギリスの BBC1 で土曜の早晩を支配するのがこのセブ・フォンテインだ。 毎回、プログレッシブなサウンドでリスナーを楽しませている彼が、自身のブランドとして GUレーベル傘下から "PROTOTYPE"というミックスアルバムをリリース。その第4作目にあたるのがこれ。(わっと)

ONIGUNSOW
SEX MACHINEGUNS


03年作
あ〜こういうゴリゴリのヘビーメタルだけはやめとこうと思ってたのに。やっぱり我慢できませんでした。今や伝説となったセックスマシンガンズのライブラリーの中でも、特に異色を放つもんのすごいシングル。こんな曲、よく日本のマーケティングの中でシングルとして出せたもんだ(笑)。スピードはおそらく日本最速(リリース当時)。BPMかなり速め。嫌いな食べ物が混入した給食をなかなか食べられず、みんなと遊びにいけない悲しさを叙情的に歌います。明日になればカレー、その気持ち痛いほどわかるなぁ〜。カップリングのNAKED GUNもかなりいかしたロックナンバーです。 (工藤)

加爾基 精液 栗ノ花
椎名林檎


03年作
今回もタイトルやビジュアルなど自己演出が過剰。大正ロマン風なのか?まぁそれはそれで悪くないんだけど、今回は単純にグっとくる楽曲が少なかったように思う。それからくぐもったような音なのはCCCDのせいだろうか、音圧のつぶれたようなプロデュースなのでそのせいなのかわからないけど。うーん、2年前なら喜んで聴いていたと思うけど、やっぱりこの過剰な演出が、今、聴きたいものとは違う。かといって普遍的な美しさでもないし。とは言ってもすごく才能のある人だと思うので、個人的な希望を言うと「茜さす」路線でいって欲しい。(山ちゃん)

種と果実
篠原美也子

04年作
来た。来ました。既に今年のベスト3に決定(現時点では一位 )。一曲目の「秒針のビート」から泣きそうでした。
篠原美也子の言葉は痛い。僕が思うに"堕ちた者だけが歌える歌"というものがこの世界にはあって、彼女はそうなりうる歌と共に、そうなりうる道を辿ってきた人。あくまで私感だけれども(しかし同時に事実でもある)。その道のりを、彼女は"種"と名付けた。そしてその"種"は再び蒔かれたと。僕はその芽なのかなんなのか。果 実となる日までわからずも、今わかっているのは、篠原美也子の言葉は痛い、でも果 てしなく優しい、という事実。
インディーズに移ってからはずっとピアノと声のみの曲をリリースしてきた彼女。買って初めて知ったんだけど、なんとこのアルバムで実に五年四ヶ月ぶりのバンド録音が復活。それだけに感動もひとしおなのです。四月には念願のライヴを観てきます。 (工藤)

SPIRAL
篠原美也子

03年作
昔から好きな好きなシンガー。 なかなか多くの人の耳に触れないのが惜しいけど、 ずっと自分だけのとっておきのままにしておきたい気もする。 デビュー10周年記念の、集大成的セルフカヴァーアルバム。 メジャー時代と違いピアノのみの演奏だけど、 かえってそれが彼女の凄みのある声を引き立たせている。 今も昔も鳥肌が立ちます。やっぱり大好き。 (工藤)

( )
SIGUR ROS

02年作
アイスランドの雄、シガー・ロスの2ndアルバム。同郷のビョークやMumにも通 じる優美なエレクトロニカが基調で、全編非常にゆったりとした時が流れます。眠くなるくらい心地よいのでドライブには不向きですね。ちなみにアルバムタイトルも全8曲の曲名もノンタイトル。(山ちゃん)

audio sponge
SKETCH SHOW

02年作
高橋幸宏、細野晴臣という夢のユニット。坂本龍一、テイ・トウワもゲスト参加。かっこいい。リリース前からYMOとの類似を指摘されるのは必至だったわけですが、そんな気負いを感じさせることなく、いい具合に力の抜けたほのぼのとしたポップでエレクトロニカなテクノを聴かせてくれます。しかし2人とも50過ぎのオジサンとは思えないほど「今の音」が鳴っており、その感覚の鋭さには頭が下がります。(山ちゃん)

A Cure For What Ales You
The Skoidats

02年作
渋〜いくさ〜いほんまもんのSKA。眠たくなるほどゆるいビートとホーンとカッティングに包まれながら、僕はいつも夢の中にトリップするのです。でも後半数曲はがらっとバリバリのPUNKなので、すっと目が覚めちゃうんだな(笑)。(工藤)

fabric 09
Slam

03年作
かれこれ8年以上も前に独特の音色で脚光を浴びたSlamが、自分の曲を織り交ぜながらミックスを展開。新進気鋭なアーティストばかりが注目されがちなこの世界だが、旧世代のアーティストへもアプローチを図る fabricのギミックは さしずめ今の日本で流行ってる“復刻版CD”みたいな感じだろうか。(わっと)

Mellon Collie and Infinite Sadness
The Smashing Pumpkins

95年作
スマッシング・パンプキンズ会心の2枚組超大作。ヘヴィなロックからひたすら美しいメロディの曲までバラエティに富んだ内容。ビリー・コ−ガンの才能をブチ込んだかのような、90年代を代表する一枚。(山ちゃん)

Smile & the World Smiles With You
Sonna
ボルチモアのポストロック・バンド、Sonnaの2ndアルバム。トータスやジムオルークみたいな音です。(山ちゃん)

El Oso
Soul Coughing

98年作
3rdアルバム。これがラストアルバムになってしまいました。1stに比べると随分ポップになった印象。(山ちゃん)

Irresistible Bliss
Soul Coughing

96年作

2ndアルバム。基本的には!stの路線を踏襲しつつ、よりポップに聴きやすくなった感じでしょうか。このアルバムには未収録だけど、プロペラへッズにリミックスされたりもしてました。(山ちゃん)


Ruby Vroom
Soul Coughing

94年作
Gラブ・アンド・スペシャルソースやベックあたりを引き合いに出され、プロデューサーはチャド・ブレイク、NYの先鋭的ジャズクラブ「ニッティング・ファクトリー」絡み、といえばだいたいの雰囲気は伝わるでしょうか。ブルース、ヒップホップ、ジャズ、ロックが自然に融合した90年代的な音。ルーズなグルーヴ感というか、力のぬ け具合が最高です。それからドアの軋む音やカモメの鳴き声なんかもサンプリングされていたりして、なかなかおもしろい。(山ちゃん)

WINDS FAIRGROUND
Soul Flower Union

99年作
ソウルフラワー好きなんです。前身のニューエスト・モデル時代はともかく、今の彼らのスタイルは決してかっこいいという感じではないです。アイリッシュやちんどんを消化したサウンドどちらかと言うと泥臭く、中川のボーカルがこれまた暑苦しい。でもねぇ、彼らのうたは強烈に生きてるんですよ。なんだかよくわからないけど中川のボーカルも説得力あるし。このアルバムには入ってませんが「満月の夕」なんか涙モノですもん。これは御大ドナール・ラニーが参加した4thアルバムで比較的聴きやすい1枚。(山ちゃん)

Live In London
Space Age Playboys

99年作
LAのカルトグラススター(んっ?これじゃミッシェルのファーストだ)。プリンスの気品の高さと、マークボランのグラマラスさと、イギーポップのスピリッツを、全て消化し尽くしたつもりが実際は消化不良になってるかんじ(笑)。そして気持ちいいくらいのROCK魂炸裂!Vo.コーリーの天性のセックスシンボルオーラが、もう完璧なスターだよね。神がかったヴォイスの虜になること確実! (工藤)

ACROSS THE SKY
SPACE COWBOY

03年作
Fatboy slimの一番弟子、スペースカウボーイの1stアルバム。 ティムデラックスの「It Just Wont Do」とともに昨年夏の大クラブヒット曲となった「I WOULD DIE 4U」を始め、ハデハデトラック満載の12曲収録。 エフェクターびきびきのトラックがほとんどなのでそこが好き嫌い分かれるとこですが、そういうの好きな人にとっては今年を代表するハウスアルバムになるでしょう! (エグチ)

Vendome, la sick KAISEKI
SPANK HAPPY

03年作
菊池成孔のイキヌキ?ユニット、「SPANK HAPPY」の2ndアルバム、かと思いきや! シンバルズの矢野さんやカヒミ(!)参加の豪華な布陣。 内容もよりゴージャスに、しかし力の抜け方はこれまで通 りで。 岩澤瞳嬢の深い意図がありげで全くなんの思想のないボーカルも健在で、だんだん自 分でもホメてんだかけなしてんだかわからなくなってきましたが、2003年の10枚には するっと当たり前のような顔をして入ってました。 とりあえず聞いてオレと同じ思いを感じて下さい。(エグチ)

And She Closed Her Eyes
Stina Nordenstam

96年作
テキスト準備中。(山ちゃん)

Talking Book
Stevie Wonder

72年発売
確かスティーヴィーが一番イッちゃってる時期の作品。それだけに何者にも媚びない到達感のようなものがあり、感動的な一枚。30年以上も前に作られた音なのに、今聴いても全く色あせないばかりか、むしろギラギラしたビームスを放っているように感じます。自然な、眩しいのともちょっと違うギラギラ感。つまりはスティーヴィーの個性かな?この時代の楽器の音色は、どれも自然で胸に迫る音。例えば太鼓や鍵盤のひとつひとつの音色が、皆本当にナチュラルに、乾いた音で輝いている。きらめいている。そしてSuperstitionのギターの音に反応しましょう。 (工藤)

THE VERY BEST OF THE STONE ROSES
THE STONE ROSES

03年発売
現在の名だたるバンド達に多大な影響を与えたストーンローゼスのベスト。オリジナル盤が二枚しか出ていないので、二枚とも持っていればいらないっちゃーいらないんだけど、「ELEPHANT STONE」などのバージョン違いが収録されていたりして、新しい楽しみ方ができます。やー伝説のバンドだね。キラキラしすぎてて涙が出そう 。(工藤)

Is This It
The Strokes

01年作
NYから彗星のごとく現れたロックバンド。まんまヴェルべッツじゃん、と言えばそうだけど、やはりかっこいいです。プロモ観た限りではライブはしょぼそうだったけど。。(山ちゃん)

A Happy Spleen
SUBTLE

01年作
瀬川雄太と中谷俊介による仙台出身のユニットSUBTLE(サトル)。映画「ピンポン」のサントラにも収録されている1曲目Spring Sponsorがとても良いです。アルペジオのギターが美しい旋律を奏でる瑞々しい曲。他にもいい曲がちらほらありますが全体としてはもう一歩かな。(山ちゃん)

DESTRUCTION BY DEFINITION
THE SUICIDE MACHINES

00年作
元気なSKA/PUNKを聴かせてくれるバンド。ライヴがとても熱そう!
キッズ達のダイヴが目に浮かびます。(工藤)

DOUBLE STANDARD
Sunaga t Experience

03年作
ラウンジとダンスミュージックを常に漂流する「旅人」、辰緒さんの集大成的作品。 前回のようなコンセプトもネタ的な要素もなにもないまっさらな、だからこそ見せら れたsunaga t の本質ここに極まれり! ついに御大が全ての手の内を見せた!そんな作品です。(エグチ)

LOVEBEAT
砂原良徳

01年作
電気グルーヴ脱退後のまりんの3rd。(山ちゃん)

Best Sky
サニーデイ・サービス

01年作
サニーデイのベスト盤。僕はグンと深みを増した後期の作品が好きなんだけど、こーやって並べてみるとやばいね、名曲ばかり。泣きそーになった。曽我部恵一の書くラブソングは安ぽくない。なんだろう、説明できないんだけど本来のある場所に戻れるというか。この人はきっと素敵な大人なんだろうな。ちょっとつまづきそうな時に聴くことにする。(山ちゃん)

LOVE ALBUM
サニーデイサービス

00年作
ラストアルバム。基本的に前作の延長で、タイトルのとおりとても幸せな空気を持った作品です。打ち込みが増えてちょっとだけダンサブルだったりしますが、やはりサニーデイ、うたがいいです。そのバランスが絶品。にしてもこの幸福感は素晴らしい。晴れた日に聞きたいハッピーなアルバム。(山ちゃん)

MUGEN
サニーデイサービス

99年作
実はサニーデイを聴くのは1st『若者たち』以来なのです。そんとき「古くさいな〜」「はっぴいえんどじゃん」と思ってからちゃんと聴いてなかった事を後悔しました。素晴らしいです。ちょっとソウルセットにも通 じるものを感じたりしたんですが、邦楽シーンにおいて唯一無二的な音楽ではないですかコレは。(山ちゃん)

ANSWER
SUPERCAR

04年作

前作『HIGHVISION』はホント大好きだった。スーパーカーのメロディセンスとプロデューサー陣の音づくりが高次元で奇跡的融合を果 たしたような、キラキラ輝くビジョンに胸が高まった。 で、シングル「BGM」が出た。ん?これはまりんの曲じゃん。ニューアルバムがちょっと不安になった。先行シングル「Last Scene」悪くはないけど、何か足りない気がした。そして5枚目となる『ANSWER』。1曲目、今までにないパーカッシブでアグレッシブなナンバー。かっこいい。かっこいいんだけど、益子さんの曲にナカコーのボーカルがのった感じ。以降、今までのスーパーカーとは違う印象の曲が続く。う〜ん、これはまた彼らが違うステージへ進化したという事なのか。ピンと来なかった。スーパーカーらしさ(それは僕が勝手に感じているものかもしれないけど)が希薄で、ワクワクしない。
4曲目はすごく良かったんだけど。(山ちゃん)


HIGHVISION
SUPERCAR

02年作
先攻シングルから大きく膨らませた期待に見事なまでに応えてくれたアルバム。基本的には前作をさらに押し進め、一段上のステージに登った感じで、益子樹や砂原良徳のプロデュースも冴え渡ってます。どの曲もキラキラ輝いており、まさにジャケットのような桃源郷の如き世界。アホみたいに聴きまくりました。大名曲「Strobolights」の歌詞も秀逸。(山ちゃん)

Futurama
SUPERCAR

00年作
以前1stをちらっと聴いた時には「ああ、フツーのギターポップね」くらいに思ってたんです。コレ聴いて仰天しました。1曲目のイントロから持っていかれました。16曲というボリュームながら飽きる事なくなんべんも聴きました。打ち込みとセンチメンタルなメロディが奇跡的な融合を果 たしたロックな1枚。これでスーパーカー大好きになりました。(山ちゃん)

1999
ススム ヨコタ(SUSUMU YOKOTA)

99年作

ススム ヨコタはじめて聴きました。電気グルーヴ×デトロイトテクノといった感じでしょうか。リズムトラックは悪くないんだけど、宇宙服のジャケットから連想されるようなスペイシーな電子音がピコピコ飛び交うのが、今聴くにはちょっときついかな〜。(山ちゃん)


fabric11
Swayzak

03年作

オリジナルアルバムで見せる毒っぽさが DJ という立場に回ると それはそれでまた違う反応を起こして面 白い。そこがこのシリーズの魅力でもあるわけで、Slam bent などのリリースと同じく、「ナルホド、Swayzakらしいや」と 思わせる選曲が続きます。(わっと)


Groovetechnology Vol. 1.3
Swayzak

02年作

'98年に初めて彼らの1st を聴いて以来、独特の音色から Amon Tobinと同じく南米あたりのアーティストだと長いこと勘違いしていたけど実はロンドン出身だそうで、ミニマルハウスなるジャンルをメジャーに押し上げた第一人者と呼べる彼らが手がけたミックスCD。(わっと)