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CLUB JAZZ / BRAZILIAN HOUSE / FUTURE JAZZ / CROSSOVER

AGATHA
COMBO PIANO

03年作

うわ!久々にガツンと来た。「好き」っていうCDはたくさんあるけれど、自分の嗜好スポットにガッツりハマるものっていうとそうそう巡り会えない。聴いた瞬間に、自分内ツボにカチッとハマる音がする、そしてなんだかわかんないけど「すごい!」、僕にとってこれはそんな1枚。COMBO PIANOは渡辺琢磨がプロジェクトごとに編成する可変的なユニット。リトル・クリーチャーズの鈴木正人やリトルテンポの春野高広をはじめ、現代音楽系演奏家のゲスト多数。内田也哉子も作詞で参加。「ラテン現代音楽」と形容されているようですがまさにそんな感じ。ほぼ全曲でフューチュアされている現代音楽風のピアノが強く美しい旋律をくり返し、すべての音を抑制の効いた配列で並べるアート性、怒濤のパーカッション連打、タメの効いたつんのめるようなリズム。ああ、もう、コレ。ジャズトロのとこで書いた、フックがここにあった。一歩間違えれば難解なものになりかねないんだけど、ジャズやクラシック等の豊穣な音楽性を、クラブミュージックを下地にポップに聴かせるあたり並々ならぬ 手腕。ま、そんなこと考えなくても、とにかくこの狂おしいほど鋭く、愛おしいほど美しい音楽に身をゆだねるだけで幸せ。(山ちゃん)


七色
Jazztronik

04年作
前作から何ヶ月ですか?怒濤のリリース攻勢を続けるジャズトロニック、フルアルバムとしてはメジャー初となる本作。基本的には前作からの流れをくむ、彼らしい流麗で弾けるようなダンスミュージック。アートワークやタイトルから連想されるような、今までよりもドラマティックな展開の曲が多いです。この人の場合、どこかインテリジェンスを感じさせるのがニクい。欲を言うともう少しフックというか、気持ち悪い何かひっかかりがあると面 白かったかも。(山ちゃん)

Moods
Monday満ちる

03年作
10枚目となる新作。序盤、再びクラブサウンドに回帰したようなクールなナンバーが続きます。前作のようなあたたかいボーカルを期待していたので少々残念ですが、やはり貫禄というか一朝一夕には出せない深みのある音です。R&B、ドラムンベース調、ボサノヴァ、ジャズ等、バラエティに富んだものになっているが故に雑多な印象もあり、個人的には前作のほうが好きかな。←の画像だとわかりませんがジャケットのつくりが凝っていてかっこいいです。(山ちゃん)

Mood Swings
akiko

03年作
JAZZの名門レーベルVerve初の日本人アーティストとして話題のakiko。4枚目となる本作のプロデューサーはあの須永辰緒。これで悪いわけありませんね、ハイ。お洒落なクラブ仕様のジャズといいますか、笑っちゃうくらいの須永サウンドにakikoのセンスが乗った感じで、ジャズというよりはジャズっぽいクラブサウンド/ポップスといった趣きでとても聴き易いです。むろんクオリティは高いです。(山ちゃん)
ジャケット見た瞬間「うわ〜みっけちゃった」って感じ。即買い。須永辰緒プロデュースでakikoのブルース感いっぱいの声と須永辰緒のセンスがマッチしてクールでお洒落です。(なおや)

les clssiques
april set

03年作
organ bar界隈の裏ラウンジ番長、April setこと鈴木雅尭のホントにホントに遅すぎた1stミニアルバム。 オルガンクラシックス「雪」も女性ボーカルバージョンでばっちり収録。 全体的に歌謡ラウンジィな仕上がり。手触り的にはケンさんとか好きな人にもおすすめです。 ボーナスで福富くんリミックスも収録。 (エグチ)

Man With a Movie Camera
CINEMATIC ORCHESTRA

03年作
シネマティックはジャズ色が強い。インナーノーツでジャイルスピータースンが「こ んなのを待っていた」と言ってます。このアルバムは前作「EVERY DAY」の映画サン トラ用のリメイクといった位置づけなんだけど、全曲インスト曲で渋くてゆるくてかっ こいい。

Stix
JAGA JAZZIST

03年作
ノルウェーで様々なバックグラウンドを持つ10人が結成したエレクトロニカ・ジャ ズバンドの3作目。2作目「A LIVINGROOM HUSH」がジャイルスピータースン(またで ました)始め多くのプレスで称賛。ninja tuneレーベル所属です。(なおや)
北欧発ポストロック/エレクトリックジャズバンド。幽玄なホーン部隊にブレイクビーツ、ドラマティックなメロディ展開。ジョン・コルトレーンやスクウェアプッシャーを引き合いに出される幅の広さとユニークさ。(山ちゃん)

The world is echoed
FREETEMPO

03年作
仙台を拠点にDJ、作曲活動をしているFreetempoこと半沢武志の1st アルバムは、須永辰雄も絶賛。ポストFPMの呼び声も高い本作は、ラテン、ボッサ、ソウル、ディスコ等が程良くブレンドされた一枚。この人は生音と打ちこみのバランスが絶妙だと思う。弾けるようなリズムに生ギターの音色がめちゃめちゃ気持ちよいのです。(山ちゃん)
いやー、またすごいのがでてましたね。仙台を拠点にDJ活動をしているFREETEMPOこ と半沢武志。須永辰雄、FPM、ニコラコンテ周辺の音でオッサレーな感じ。すごく 聞きやすい。女の人とか好きだろうなー、こういうの。(なおや)
「こんな近くにものすごい才能がいたなんて」と感じた前作から、さらにネクストレ ベルへと達したフリーテンポの2nd。 仙台から世界へ、なんて言葉はもう間違っても出てこない新しくて力強い、しかしさ らなる進化への期待も感じさせるパーフェクトなアルバム。(エグチ)

SET FREE
Jazztronik

03年作

先月ティムデラックスをそう言ったばかりで節操ないですが、今度こそ今年最後の名盤、が出てしまいました。 ジャズトロニック野崎良太の驚異の2枚連続フルアルバム、1枚目はフラワーレコードから。 まあ、四の五の言わず買ってカーステで聞いてみて下さい。 ピアニストでもある氏の、ダイナミックで感動的ですらあるメロディアスな曲の数々に驚嘆することは間違いないでしょう!下のメジャーリリースアルバムと合わせて、セットでオススメな一品です。 (エグチ)


Horizon
Jazztronik

03年作

そんな上記のアルバムから2ヶ月後リリースのメジャーデビューアルバムは、インディー盤よりクラブ色を薄めてPOPにした感じ。 リードシングルの「アオイアサガオ」を始めとしたボーカル曲を主軸とした8曲を収録。 とはいえ、どっち?と聞かれても「どっちも」としか答えようがない出来。両方買って全然オッケイな内容です。 (エグチ)


?uestions
Us3

03年作
the brand new heavies同様、新譜が出ればとりあえず、のアーティストUs3。 前作のようなトリッキーなアルバムも良いけど、やっぱりUs3はこうでなくちゃのく ろーいブレイクビーツ。 けだるいボーカルもジャジーなウワモノも全てかくあるべき、おさまるとこにちゃん とおさまってる感じ。でもイヤミもないのよー。 変わらないでいいものってたくさんあるよね、っとしみじみ感じさせられた器のでか ーい小品的一枚。(エグチ)

Verve Remixed vol.2
V.A

03年作

Nina SimoneやElla Fitzgeraldなど名門レーベルVerveの音源を有名DJ/アーティストが怒濤のリミックス。まさにクラブ/ハウスジャズな音ですが、古い音源を素材にしているだけあってあたたかみがあるというか、生っぽい手触りが活きていて大変よいです。リミキサー陣はマシュー・ハーバート、モンド・グロッソ、Fila Brazilia、DJ Spinna、KOOPなどなど。vol.1もあります。またリミックスされた音源の元うたを収録したVerve Unmixed(こちらAmazonでなんと500円くらいで買えます)も出ていますので合せて聴くと楽しいです。(山ちゃん)


when the rain begins to fall
LTJ XPERIENCE

03年作

イルマ重要アーティスト2組目「LTJ XPERIENCE」。数年前に出た1stは良くも悪くもイルマ的なアルバムだったが、今回はそこからさらに突き抜け、よりクラブトラック的な楽曲が増えたように思う。 ビ−トの入ってない、いわゆる「アルバム用の曲」も良く作品としての完成度も高い一枚だ。(エグチ)


the music in my mind
DON CARLOS

02年作
イタリアのおしゃれラウンジレーベル「イルマ」の重要アーティストの一組、ドンカルロスの1st。 2000年代を騒がしたラテンハウス的なシングルはもちろん、レーベルの方向的には少し外れているソウルフルなディスコトラックまで幅広く、しかし全てにドンカルロス節的なアレンジを加えた一枚 。(エグチ)

Every Day
Cinematic Orchestra

02年作
このアルバムとJAZZANOZA、KJMの3枚は、ぼくがクラブジャズ大好きになるきっかけになった3枚。シネマティックは他よりもジャズ色が強い。インナーノーツでジャイルスピータースンが「こんなのを待っていた」と言ってます。 このアルバムのリメイクみたいな感じでMan With a Movie Cameraというのがあるんだけど、それは全曲インスト曲でそっちも渋くてゆるくてかっこいい。(なおや)

worldwide 2
GILLES PETERSON

02年作
なおやくんの文章にやたらと出てくる「ジャイルス・ピータースン」とはいったい誰なのかと思っていたら、あのトーキンラウドの創始者にして絶大な人気を誇るカリスマDJだそうです。そしてこれはイギリスの国営放送BBCラジオで89年から放送されている人気番組『ワールドワイド』から彼の選曲によるコンピレーション。CinematicOrchestra、Jazzanova、Nu Spirit Helsinkiなど新旧織り交ぜて、全体的にゆったりジャジーに渋く聴かせます。(山ちゃん)

Episodes in Color
Monday満ちる

02年作
2年ぶりの新作。この間、Mondayさんは母親になり、NYから郊外へ移り住むなど様々な変化があったようです。そして9.11の悲劇。ライナーノーツで自身の長文を掲載しているように今までより内省的なムードが漂います。夫であるアレックス・シピアギンも参加したサウンドのほうはグッとジャズ寄りに。芯の強さと優しさを持ったボーカルがより引き立つものになっています。作品を出すごとに深みが増していくMondayさんは素敵ですね。(山ちゃん)

SPIRIT OF THE SUN
KYOTO JAZZ MASSIVE

02年作
京都にて結成された、沖野修也(兄)と好洋(弟)による兄弟DJユニット。ジャズ、ソウル、ボサノヴァ等が男性的なビートでクロスオーヴァ−されたテンションの高い一枚。ブリブリ炸裂するベースラインが文句無しに気持ち良いです。(山ちゃん)
このアルバムも相当印象深かった一枚。 名前がジャイルスピータースン来日時の「キョウトをジャズでマッシブしろ」に由来してるのは有名。沖野兄弟のユニットで日本のクラブジャズ界ではホントに有名。(なおや)

GROOVIN’HIGH -JAZZ
V.A.

02年作
90年代から現在までのジャパニーズ・クラブシーンを総括するコンピ。MONDAY満ちる、UFO、MONDO GROSSO、SILENT POETS、KYOTO JAZZ MASSIVE、竹村延和など、お馴染みの方々ばかり、そりゃ悪いわけないです。90年代の割と初期のナンバーが多いです。同シリーズの「BRAZILIAN」と「SOUL」も同時発売。 (山ちゃん)

Waltz for Koop
Koop

01年作
スウェーデン在住、マグナス・ジンブマークとオスカー・シモンソンの2人組ユニット。クラブジャズ系列ですが、大方生音を中心にしており打ち込みだと感じさせない、ゆるゆる〜な音。そしてリズムはこれ何、ワルツっていうのかな?ムードがありますね。曲によってフューチュアしたボーカルもムードがあります。非常にクオリティの高い、いつまでも聴けるアルバム。(山ちゃん)

In Between
JAZZANOVA

01年作
各方面からリスペクトの声が寄せられるジャザノヴァはベルリンを拠点にするクラブジャズ/クロスオーヴァ−ユニット。これまでも多くのリミックス等を手がけてきましたが、アルバムとしてはこれがファースト。ジャズ、ハウス、ヒップホップ等をクロスオーヴァ−した多彩 な内容。個人的にはラップ調の曲はあまり好きでないけど、吉澤はじめがピアノで参加した5曲目「Hanazono」は圧倒的音の渦がめちゃめちゃかっこいい大名曲。(山ちゃん)
これも相当聴きました。 5曲目の「HANAZONO」にKJMと同じ事務所で元モンドグロッソの吉澤はじめが参加してます。 ベストは同5曲目。タイトルからして漂う日本色。ピアノがすごい。(なおや)

Bodily Functions
Herbert

01年作
僕がハウスに興味を持ったのは完ペキこの人がきっかけです。これはハーバートを世に知らしめた大名盤。しかし買った当時はあまりピンと来なくてずっとCD棚に眠ってました。その後、クラブジャズ系に傾倒してきたお友達のなおぺいから貸してと言われ、改めて聴いてみるとコレがすっかりハマってしまいました。月日が経ち耳が肥えてくると全く違って聴こえてくるものってありますね〜。ハーバートとしか言いようのないハウスチューンとピアノなど生音中心のアンビエントなナンバーを軸にした、とってもムーディーでラブな音楽。こりゃ絶対聴いてください。(山ちゃん)

Beats 'N' Bobs
Aqua Bassino

01年作
クール!クール!これはすごくクールなジャズ/ハウス。ボーカルナンバーやアンビエントなものなどバラエティに富んだ内容ながら、全編を支配する体温の低さ(抑制の効いたジャズっぽさ)がアルバムの統一感を出してると思う。ピアノやトランペット、ウッドベースみたいなベースライン等、生音中心の音づくりも好き。(山ちゃん)

Compressed Light
P'TAAH

00年作
WAMDUE PROJECTやTHE ANANDA PROJECTなど様々な名義で活動するアトランタ系の白人プロデューサー、CHRIS BRANNによるプロジェクト。いわゆるフ−チャ−ジャズ系なんだけどおしゃれすぎなくて生っぽい手触りでダウントゥアースな感じ。抑制の効いたシンプルな演奏がめちゃめちゃかっこいいです。(山ちゃん)

EA1 EA2
Tied & Tickled Trio

00年作
ドイツの7人組。ドラムス2台とダブルベースにコントラバス、テナー・サックスやバス・クラリネット、ピアノ、そしてエレクトロニクスによる音響処理。ポストロックに近いけど、気鋭のテナー・サックス奏者ヨハネス・エンダースをフーチュアした今作はもっとジャズを感じさせる感じで、帯には「ポスト・ジャズ」と形容されてます。かっこいいです。(山ちゃん)

Nuyorican Soul
Nuyorican Soul

97年作

「ニューヨリカン」って単語は「ニューヨーク+プエルト・リカン」つまりプエト・リコ生まれのニューヨーカーの事なんだって。プエト・リコはカリブ海に浮かぶ島で、そこから生まれたラテン音楽がサルサなのだそうです。(僕はサルサってどーゆー音楽なのかまだよく知らないんだけど。)で、これはハウス界のニューヨリカン2人組によるニューヨリカンだましい炸裂の一枚。ラテン、ジャズ、ハウス、ヒップホップ、と今で言うところのクロスオーヴァーサウンド。その筋では有名な大御所を多数ゲストに迎えているらしく、打ち込みだけじゃないライヴ的楽しさもあり、生音をメインにした音のバランスもとても気持ち良いです。これが97年作だとはオドロキ。 (山ちゃん)


Hand on the Torch
Us3

93年作
ハービー・ハンコックの曲をサンプリングした「cantaloop」が大ヒットしたUs3のデビュー盤。あのBLUE NOTEから公式にサンプリングを許可されたグループということで話題になりました。全編サンプリングを中心にした音づくりで、ジャズ×ヒップホップの先駆け的存在ですよね。当時はクラブミュージックはまるで知らなかったですが「cantaloop」だけは耳にしてました。今聴いてもかっこいいです。(山ちゃん)