Tokyo No.1 Soul Set / Jr.

この頃のソウルセットがいちばんトンでた気がする。
ハジけ具合や楽しさはサンプリングセンスの冴えるファースト『TRIPLE BARREL 』が圧倒的だし、完成度はこの後の作品群に譲るとして、しかし本作『Jr.』からは他のどのアルバムにも無いオンリーワンな空気を感じる事が出来る。96年のリリース当時はもちろん10年を経た今でも、これは何と形容したらいいのかよくわからない音楽だ。

Jr.Jr.
Tokyo No.1 Soul Set


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投稿者 山やま : November 11, 2006 | コメント (4) | トラックバック (0)
コメント

懐かしいですね。
当時のSoul Setは全部が完璧だったんですけど、その中でもファーストとセカンド、その近辺でリリースされたシングル(アレンジ違い)と、正に時代の音って感じでしたね。

今じゃ膨大なサンプリング権利料が払えないと思うので、とても成立しないアルバムだとは思いますが。

今日の朝は偶然『TRIPLE BARREL 』を聴いて通勤していました。

Posted by: katt.jp : November 14, 2006 12:37 PM

コメントありがとうございます。
まさに時代を切り取って真空パックしたかのようですね。今でもその鮮度を感じる事ができます。『TRIPLE BARREL』も名盤ですよね〜〜

昨年のアルバムも決して悪くなかったんだけど
やはりこの頃のような鮮度は…
もうそれを期待するのは酷なんでしょうかね

Posted by: 山やま : November 16, 2006 12:31 AM

同じ人でも環境も変われば、本人達も変わっちゃいますからね。

特にサンプリングの権利料が煩くなっちゃった以降、本人達もサンプリングしたいの?って話もあるでしょうし、今の世の中でサンプリングする事で自分が表現できるのか?っていう話もあるでしょうし。

DJ Shadowが全編サンプリングだけでアルバムを作る時代が終わっちゃったのと同じように、時代の音がサンプリングでは無くなっちゃったじゃないかなと。

それで今の音が出せるのか?っていうのはまた別の話で。

Soul Setは3人ともミュージシャンとして現役(soul set以外の活動もやっている)なので、またきっとあっと言わせてくれる作品をリリースしてくれるんでしょう。

Posted by: katt.jp : November 20, 2006 12:29 PM

そうですね。
僕もサンプリングの時代は終わったような気がします。

時とともに本人たちも変わっていくのが自然だし、僕はそちらを支持します。ソウルセットにはまたあっと言わせてもらいたいですホント。

Posted by: 山やま : November 20, 2006 07:40 PM
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