02年作。今さらですが、ふと聴きたくなったので。テクノファン、フロアな方からは、ダレン・エマ−ソンが脱退してもう終わっちゃったねみたいな扱いを受けているみたいだし、ベスト盤にはこのアルバムからは1曲しか入ってないし、本国でのセールスも芳しくなかったようです。
しかし僕は、誰が何と言おうとこの作品を聴いてもなおアンダーワールドが好きなのです。さてそれは何故だろうかと考えた。確かに革新性では1stに、ダイナミズムでは2ndに、完成度では3rdに劣るかもしれない。ダレンの脱退で一体どうなるんだという不安の中、しかし僕はこのアルバムを聴いて、ああアンダーワールドはアンダーワールドだったと安堵したのを覚えている。つまり僕にとってアンダーワールドのイメージを決定づけるものは、カール・ハイドなのだ。音楽的にどの程度貢献しているのかは知らない(全然か?)が、お茶目で洒落た、ちょっとテキトーそうな、人の良いイギリスのおっさん。彼のその佇まいなのだ。根がロックなのだ。そこんとこのセンスに対する信頼がある(昔はヤバい衣裳着てたけど)。だからカール・ハイドがいる限り(そして彼が変な方向に行かない限り)僕はアンダーワールドが好きなのだ。
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