Primal Scream / Riot City Blues

4年ぶりの新作。彼らに関しては、僕はもうミーハーなので冷静な判断が出来ませんが、良いかこれ？んー。かといって悪いかと言うと、そうも言いたくない。ミーハーですから。んー、判断しかねます。

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試聴機で聴いた時は、その天真爛漫なロックンロール！に頬が緩み、おいおいまんまストーンズじゃんかとツッコミを入れつつ、ボビーの生気あるボーカルに嬉しくなったわけです。先行シングルでもある「カントリー・ガール」のPVもよかったしね。『Give out but dont give up』以来のR&R路線ということで、やたら比較されますが、そんなに似てません。むしろ2ndに近いんじゃない？薬でヘロヘロ状態だった時に作られた『Give out〜』とは生気が違います。ちゃんと生きてます。そしてやたら明るい。ただ、余りにストレートで何の捻りも無いので、数回聴いたら飽きてしまいました。『Screamadelica』や『Xtrmntr』で見られた鋭さは無いです。痛快ではあるけれども、中毒性は無かった。

ボビー・ギレスピーって、ロックスターじゃないんだよね。ロックファンなの。いち音楽ファンであるボビーが、次々に周りを巻き込んでおもしろい音楽を作っていく。常にメンバーが変遷するプライマル・スクリームとは、ボビーを中心とする音楽コミットなのだと思う。そして、そのボビーの求心力がこのバンドの魅力なのだと思う。

関連：試聴（Sony Music Online）

投稿者 山やま : June 13, 2006 | コメント (4) | トラックバック (2)