いつの時代にも、若者にはロックンロールが必要だ。
そしてそれはリスナーと同年代でなければならない。ストーンズのように40年経っても単なる懐メロに留まらず、ロックし続けるバンド。これはこれでカッコイイ。ただし種類が違うのである。
いつの時代にも、若者は“僕らの世代のロック・スター”を求めるのだ。
代弁者であり、憧れ、羨望の的。ロック・スター。にとって何より大事なのは初期衝動なんである。時代を動かす勢いなんである。ロックを感じるということは、この、時代が動く瞬間に立ち会う事が出来るという高揚感なのだ。だから懐メロでは駄目なのだ。どんなに名盤だとしても旧譜では駄目なのだ。
メディアは煽るように新たなるスターの登場を待ちわびる。そして現在あらゆる処でプッシュされているのがこのバンド、アークティック・モンキーズ。
 | Whatever People Say I Am Thats What I Am Not Arctic Monkeys Amazonで詳しく見る by G-Tools |
関連：試聴（オフィシャルサイト）
ニルヴァーナに乗り遅れた僕にとってのロックンロール、それはもう間違い無くオアシスである。衝撃のデビュー。怒濤のようにリリースされるNo.1シングル。メディアでは、右も左も彼らの特集。活字から伝えられるイギリスでの熱気にコーフンしたものだ。
その後、下降線を辿る彼らの人気と比例するように僕はロックを聴かなくなり、あるいはロックミュージシャンのエレクトロ志向が高まるのと呼応するように僕はエレクトロ・ミュージックを聴きはじめ、ハウス、ジャズへとその裾野を広げていった。それがこのブログでもある。但し、僕が音楽を聴きはじめた出発点がロックであったことに変わりは無い。僕の原点がロックにあることは間違い無い。
オアシス昨年のアルバムが、片意地を張らずに自然体なものであった時、僕は“おかえりオアシス”と思ったのである。ギャラガー兄弟だって年をとるのである。年をとったら、とったなりのロックをやればいいのである。僕だって、いつまでも蒼臭いロックを聴く気にはなれない。それは正常な事でしょう。変化するから、深化するから人間って面白い。これからもオモロイ音を探していくつもりの僕ちんです。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
