Paul Weller / As Is Now

ポール・ウェラ−、3年ぶりの8thアルバム。
ジャムやスタカンと伝説のバンドを経て、ブリットポップ全盛期にはオアシスらから最大級の賛辞をもって迎えられた大御所。その後も流行り廃りなどはどこ吹く風、飄々とアルバムのリリースを続けています。ウェラ−先生の何がいいって、そりゃぁこの佇まいですよ。まさにミスター・ブリティッシュというべきこの渋味。無理に自己を主張しすぎる訳ではなくとも垣間見える確固たるスタイルとロック魂。なんとも粋です。本当のお洒落とはこういうのを言うんでしょうね。

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追記：
買っちゃいました。おお、予想してたよりずっといい。
ウェラー先生って何歳だっけ？なんというか、音が若々しい。まぁ、ごくフツーのブリティッシュロックなんだけど、それこそ70年代みたいな。ヘタに流行りのエレクトロニカとかポストロックに接近する気配は微塵も見せませんね。肩の力を抜いて好きな事だけやりました、って潔さが気持ち良いの。まったく頑固一徹というか、この人は本当に永遠のモッズなんですね。新しさは全然無いけれども、これはこれでえらくカッコイイのだ。

しかしロックに新しさを求めずこういう古き良きロックを好むようになるとは、僕も年をとったということなのかな…懐古趣味って訳じゃないんだけど。