Arthur Russell / Calling Out of Context

チェロ奏者でありプロデューサーでもあったアーサー・ラッセル(51-92)。ジョン・ケージ等の現代音楽家とも交流があり、後にディスコに走るという実にオルタナティブなお方。残念ながら92年にエイズにより他界。ほとんどの曲を12インチで出していたため、オリジナル・アルバムは1枚しか存在せず、長らく日の目を見なかったのですが、没後10年を経た近年になって再評価の高まりを見せ、04年に未発表音源集である本作がリリースされました。

Calling Out of ContextCalling Out of Context
Arthur Russell


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ベスト盤的な「The World of Arthur Russell」で聴く事の出来る変態ディスコもなかなかのものですが、ダンス・ミュージックのフォーマットからも逸脱した本作は、より幽玄で中毒性があります。どこかニュー・オーダーを彷佛とさせる、この人のボーカルいいですねぇ。
関連:アーサー・ラッセルについて(文化デリックのPOP寄席)
ブログ内リンク:Arthur Russell / The World of Arthur Russell


投稿者 山やま : February 02, 2006 | コメント (0) |トラックバック (0)
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