前作、前々作に引き続きジョン・マッケンタイアをプロデューサーに迎えた7枚目のアルバム。03年リリースで現在のところコレが最新盤ということになる。リョコが持ってたので遅ればせながらちゃんと聴いてみた。以前のレビューで、今よりも危うさを秘めた昔の楽曲のほうが魅力的なんて事を書いたけれども、このアルバムを聴いて考えを改めました。すみません前言撤回させてください。シカゴ音響派への接近もだいぶ板についてきたのか、今作ではよりポップで歌謡的なアプローチを見せています。それだけ余裕が出てきたんです。この余裕がいい具合に働いています。僕は、初期の彼ら以降はあまり聴いてこなかったので、正直“これがグレート3?”と驚きました。
climax GREAT3 Amazonで詳しく見る by G-Tools |