片寄明人、高桑圭、白根賢一のグレートな(?)3人によるユニット。
これはデビュー盤にして恐るべき完成度のポップアルバムです。グレート3の中ではいまだにコレがいちばん好きかも。以降、ジョン・マッケンタイアなんかと組んだりして、いわゆるシカゴ音響系へのアプローチを強めていく彼らですが、このファーストは、ひたすらに甘く切ないポップソング。なのに胸がちくちくするように痛い。奇抜な音がある訳でなく王道なのに、どこかひねくれポップ。なんなんだろうコレは、って当時はずっと思ってた。今思うにこの頃からポストロック的な音の空間づくりをしていたのかもしれないですね。
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