11月7日、山形市 Sandinistaにて曽我部恵一のライブをみました。
最近の曽我部さんは自らのレーベルを立ち上げたり、ツアーでまわった地元のバンドとセッションしてみたり、本当にロックンロールが好きな少年に戻ったかのようです。今回のツアーも全国津々浦々を精力的にまわっているようで、そのバイタリティには感服します。
で、ライブはやはりロックンロールな感じで、まぁ、なんというか、ひねりもなくストレートなロックというか、、、「クール」ではなくて熱い。会場も狭かったので皆様の熱気で猛烈に暑くなり、酸素不足で死にそうになるほどでした。
僕ははじめてしゃべる曽我部さんを見たのだけれども、イメージと全然違ってびっくり。明るくて、朗らか!めちゃめちゃいい人。もう音楽的にとかどうとかいうよりも、この人の人間性による魅力で幸せな気分にさせていただきました。こんな小さな会場をひとつひとつまわって(チケット代も驚くほど安かった)、ホントに楽しそうに演奏して、みんなを楽しませて、愛を歌って。カッコつけようとか、そういう気持ちが微塵も感じられず、純粋に音楽が好きで、ライブが好きで、みんなが好きで、、そういう姿勢を何のてらいもなく全面に出してうたう曽我部さんは本当にかっこよかった。
余計なものをそぎ落とすという事。実は難しい事。
関連:
*無政府主義的恋愛ツアー2004→2005 日程
*曽我部恵一ソロアルバム
STRAWBERRY
曽我部恵一瞬間と永遠
曽我部恵一