鼓童 / TATAKU - BEST OF KODO,1994-1999
太鼓、好きなんです。
何だかんだいって日本人だからなのか、太鼓の響きには無性に興奮するんです。体内アドレナリンが増幅して駆け巡る。なんででしょうね、もうそれは理屈じゃないです。
鼓童は、佐渡を拠点に国際的な活動を行なっている和太鼓集団。日本の伝統芸能を現代に再創造するグループとして、世界各地で高い評価を得ています。ー公式サイトより
81年結成と、長い歴史を持ち、演奏者24名、スタッフ24名と大所帯でメンバーも流動的なようです。雰囲気としては舞台一座みたいな感じなんでしょうか(と勝手に想像)。
これは94〜99年までのベスト盤。太鼓が織り成す地を這うような圧倒的グルーヴと笛の郷愁的音色にノックアウトです。言うなれば「和太鼓トランス」っていう感じでしょうか。音づくりのバランスもいい(ヘタに電子音とかと接近した曲はちょっといただけませんが)。
祭りの狂騒・高揚感だけではなく、本来の祭り、つまり神様(やおいよろずの神か神仏か自然か分からないけどとにかくそういう大いなるもの)へ捧げるための祭りが持つ崇高さをも感じることができます。
投稿者 山やま : November 11, 2004
| コメント (0)
|トラックバック (0)|