June 21, 2006

ricomark.gif ひとりで

[ notes ]

ひとりの時間

今日は休みの日。
起きると少し筋肉痛。先週から週に2回に増やしたヨガのせい。でもそれはちっとも嫌ではなくて、むしろ嬉しくなるような痛み。

先月のハーブのレッスンで作ったラベンダーの石鹸を使い始めた。思ったよりずっと使い心地がよくて、やさしい感じで、使うたびに嬉しい。次はもう少したくさん作って、お姉ちゃんやお母さんにもあげようかな、と考える。

英会話のレッスンに行く。
昼間のレッスンはちょっと新鮮で、でもなぜかいつもよりリラックスして話せる気がする。
ダンとサッカーの話をする。こういう普通の会話ができた時がとても嬉しい。

近所の公民館に行って住民票をもらう。まちがいなく私の名前は変わっていて、「妻」という言葉が書いてある。
それを持って警察署に行く。初めて入ったけど、想像してたより全然緊張感がない場所なので少し気が抜けた。

本が読みたいな、と思い、書店へ行く。Figaroの別冊がイギリスの田舎特集で、でも在庫が無いので取り寄せてもらう。見逃せないから。そういえば前にもここでアエラの別冊を取り寄せたことを思い出す。「一週間で届くと思いますので。」と程よい接客態度の店員さんが言い、私も程よい態度で言葉を返す。意外とすんなりいかないんだ、こういう場面って。だから少し気分がよくなった。
ふと、今日はCoccoのアルバムの発売日であることを知り、それも買う。
それから、前から気になっていたヨガの本も買う。[Living YOGA]というクリスティ・ターリントンが書いた本。いつのまにかモデルからヨガの世界に移っていたんだね。単なる写真入りの解説本はいっぱいあるけど、大事なのはそうじゃないでしょう、と思っていたので、必要以上の装飾がなく、テキストがメインで、再生紙で作られていることをアピールするでもないこの分厚い本に惹かれた。読む前からもう、何かきっと私にとってグッとくることが書いてあるんだろうな、という予感。
夕食の買い物をし、まっすぐ帰宅しようかと思ったけれど、車が渋滞しているのになんとなくうんざりしたので河原に向かう。川沿いのベンチでヨガの本を開いて少し読む。もっとどんどん読み出してしまうかと思ったけれど、水の音と風の冷たさが気持ちよくて、思わず一点を見てぼーっとしてしまう。慣れない感じで子供の手を引きながら川の石をわたって行く親子が見える。普段はあまり一緒に遊べないのかな、なんて想像しながら、なんとなく二人が渡り終えるのを見届けた。
5年前に車の免許を取りに来て、ここの河原を毎日のように通っていた時、その辺に咲いている草花がいちいち美しくて驚いた。今はあの時ほどではないけれど、やっぱり好きな場所だなと思う。
家が恋しくなったので、一度だけ深呼吸して、帰る。野菜カレーをゆっくり作ろう。

自分の中の一番大事な自分、に触れた時間。
地に足が着いていて、ちゃんと「今」にいた。
いつまでも覚えてそうな、時間。

投稿者 リョコ : June 21, 2006 06:53 PM | トラックバック



コメント

こんばんは。

すごく考えさせられました。自分は果たして地に足つけて生きているのかなーと。
何だか、何をするにも毎日時間に追われていて、この前新年を迎えたと思っていたら、いきなりもう暑いですし・・・(苦笑)。
進歩するために今の自分がある、だから頑張らなきゃ、みたいな妙な焦りばかりが先走る中、少し立ち止まって考えてみようかなーと思いました。

よし、日曜に一人でお気に入りの穴蔵コーヒー屋に行ってみよう!

Posted by: ホンダ : June 22, 2006 10:33 PM

すごーくわかるよ、その焦り。
でも多分、そういう時ほど身の回りのちっこい喜びが大切な気がする。
おいしいコーヒー飲んでね。

Posted by: リョコ : June 23, 2006 10:51 PM

ちょっとぉぉぉ
ごてぃ★でしたわぁ。
今年初ものでしたので、東を向いて笑ったわー
甘くてさくさく?ぱくぱく逝っちゃいました笑
ありがとう
これからもご近所付き合いよろしくぅ

Posted by: : June 25, 2006 05:54 PM
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