April 10, 2006

怖かった.....。

あーーー、怖かった!

今日仕事で村田ICから山形に戻る途中に車に異変が。
笹谷を過ぎたあたりで、登りでもないのにベタ踏みで80km/hしか出ない...。おかしい....。
などと思っていたら、関沢ICの直前で左後輪から明らかな異音。しかもハンドルもぶるぶる。
やばーーーい!と思いつつ、迷った一瞬の間に関沢ICを越えてしまい、とにかく蔵王ICまで向かうしかない状況に。ええい、あと5、6km、なんとかなる!と思った瞬間、異音がさらに倍増、しかもかなりヤバい音。ガガガガガガ!
蔵王ICまであと300mの時点で、本当にもうやばい状態になり、ハザードを出して緊急停車しました。
心臓バクバクいうし、さすがにパニクった。呼吸が落ち着いてから冷静に観察してみると、変な臭いはしないし煙も出てないのでこれはパンクの線だなと思い、私の車の保険担当=母親に電話。
とはいえ事故を起こした訳ではないし、JAFも反対車線には入れないので、なんとかハザードを出したままICまで徐行しなさいとの指示。本当はもう怖くて動くのも嫌だったけど、トランクには今日納品の印刷物が積んであるし、ここで何時間も立ち往生するのも嫌なのでおそるおそる発車。
あらためてスピード落として走ってみると、もう明らかに左後輪のパンク....。ガッタンガッタンいわせながらなんとか駐車場まで滑り込んだ。はぁぁぁぁぁ〜。と安堵の息をつき、降りてタイヤを見てみると、完全にタイヤが破裂し、ホイール部分と完全に離れてぶらさがっている状態....。よ、よく無事だったな、私。軽く腰抜けた感じでした。

その後急遽会社の後輩に迎えに来てもらうようお願いし、お客様に納品時間の遅れを謝り、母親に車の引き取りの手配を済ませ、相方に状況報告の電話をし、仕事に復帰。
いんやー、本当に怖かったです。

なんかでも、どうも出発前に変な胸騒ぎはしてたんです。ふと、タイヤ圧見てもらおうかな、とかも浮かんだんです。でもうまく車線変更できなかったり、アテにしてたインター傍のスタンドが工事中だったりして、ま、いいか!と出発してしまったんですねぇ。
事故にならなかったのは本当に不幸中の幸いでした.....。

みなさんもタイヤはこまめにチェックしてくださいね....。

投稿者 リョコ : 11:42 PM | コメント (2) | トラックバック

April 08, 2006

コクトー

学生時代の友達から久々にメールが。今は盛岡で暮らしている彼女が、「岩手県立美術館でジャン・コクトー展が始まるよ!」とわざわざ教えてくれたのでした。
学生時代、ある一枚のドローイングを見てからジャン・コクトーの作品に魅かれ、伊勢丹美術館、その後のBUNKAMURAで開催された展覧会を見てさらにハマり、学生時代に何度かレポートを書いたのでした。本当は好きなファッションデザイナーを一人選んでレポートを書かなければいけなかったのだけど、どうしてもコクトーについて書きたくて、一時期バレエの舞台衣装を手がけていたというのを理由としてそのテーマを認めてもらったのでした。本当に多彩なアーティストだけど、私が特に好きなのはドローイング。着色したものもいいけど、モノクロで一気に描きあげたような作品が一番好き。一本一本の線が好き。
ココ・シャネルなどとも交流が深く、ベルエポックの華々しい時代に活躍したけれども、子供時代に不幸な経験をし、大人になってなお、数人の愛する人を亡くし、その後阿片に溺れた。(そして約10年後にシャネルの手によって中毒から脱した)それでも彼の作品には圧倒的な品があり、洗練されている。その矛盾というか、人間がどうしても必要とするもの、に引きつけられたのかな。
久しく作品集も開いていないけど、今見たらまた違うように感じるんだろうね。ここはあえて過去の作品集を開かずに、直接盛岡で作品を鑑賞しようと思う。
こんなふうに過去が巡ってくるって悪くないよね。いろいろ思い出しちゃった、ほかにもハマったいろんなアーティストのこと。ふふ、楽しいよ。

もう一人、学生時代にハマったデザイナー。
マドレーヌ・ヴィオネ。バイアスカットを考案した天才です。「女性が笑うとき、そのドレスも笑うように作らなければ」という言葉にノックダウンでした。ほかにもヴィオネローズと呼ばれる繊細で美しいコサージュや、高度な技術に支えられた斬新なカッティングなどなど。到底まねできるような技術はなかったけれど、相当憧れて、必死になってバイアスにカットしたオーガンジーを縫ったりしていました(先生には「もっと丁寧に縫えよ!」と怒られたけど(笑))
私はどうやら20年代の文化や服飾が好きだったようです。なので、トレンドをばっちり押さえました!みたいな服には学生時代からあまり興味がなく、どちらかというと舞台衣装とかの世界が好きでした。デザイナーで言えば内藤こずえ(今はひびのこずえ)、アンテルリネエールなど。アンテルリネエールは、流行通信に載っていたページの美しさにノックダウンされて、店に行くようになり、たまたまいらした常務さんに熱意だけは(笑)伝わったようで、ファッションショーのフィッターをやらせてもらったりしました。当時既にバリバリのトップダンサーだった首藤康之さんと真堂藍さんが出演していて、それぞれのシーン毎にまず二人の短い舞台があり、その後にモデルがランウエイを歩くという演出でした。出演前の二人の緊張感といったらもうものすごいもので、そのオーラに圧倒されたのを覚えています。その時舞台で流れていたのはエディット・ピアフの曲。舞台袖からしか踊りを見ることはできなかったけど、涙が出る程感動しました。ダンサーって、美しいなぁと。素晴らしい経験でした。

投稿者 リョコ : 11:03 PM | コメント (0) | トラックバック

April 06, 2006

夜明け前

日々平和に過ごしております。引き継ぎやら何やらで残業続きだったり、相変わらず社長から引き止められたり、それなりにいろいろありますが、大きな変化の前っていうのはこんなもんでしょう。多分桜が咲く頃には(山形は4月下旬ですねぇ)もっとクリアになってくるはず。
週末は、アメリカから戻ったフナコシの家に遊びに行って、昼間からワイン飲んでジョンさんとハーブの話をしたり、フナコシと女の子トーークをしたりしてゆっくり。ジョンさんが週末に作り置きするというトマトソースがすんばらしくおいしくて感激。決めてはバジルとタイムとオレガノだって。思わず次の日にオレガノを買う私。バジルくらいは入れてたけれど、オレガノ入れると全然違う!しかも自分の畑で穫れたものをドライにしてるっていうんだから素敵だわね〜。真似したい!と思った次第です。
そう、前々から行きたいと思っていた仙台のメディカルハーブの講座の予約が取れたので、今から楽しみ。平日の午後に行けるという自由の身!ふふふふふ。相変わらずハーブ熱はとどまることを知らず、図書館ではとうとう分厚い本に手を出すようになりました。まー、本物の知識をつけるにはまだまだ程遠いけど、いいんです。だって楽しいからね〜。
肉、乳製品抜きの生活も、もちろん100%なんて守れてないけど、意外といい感じで続いてます。かなり生野菜を穫っているので体調も良い感じ。相変わらず料理本はいろいろ買ってしまうけど、最近はサラダとスープの本に目がいくようになりました。いろんな野菜があるのねー。
てな感じで、春らしく、心も体も健康に過ごしたいもんですね〜。

投稿者 リョコ : 11:23 PM | コメント (2) | トラックバック