70年以上も前に同じ様に旅をしていた、金子光晴の本を辿るようにして、世界各地のインドコミュニティーを巡り歩いた旅の記録。同じ場所に立って、そこに何かが焼き付いて残されてはいないか、と願うような気持ちが伝わってくる。
人が、「越境するということ、交わるということ、そして逆に交わらないということについて」 思いを馳せている。彼が思う「遠い国」が、インドなのか、日本なのかはわからないけれど、常に越境していたい著者にとっては、「遠い国」こそが、求め続ける場所なのかなと思った。
投稿者 リョコ : July 7, 2004 04:43 PM | トラックバック