●日時：9月19日（日）　開演 6:00pm　（開場 5:00pm）
●場所 ：山形テルサ　リハーサルルーム
●チケット：前売 3000円、当日 3500円
●問合せ：山形ブラジル音楽普及協会

8/18にリリースしたばかりのアルバム「BON BON」は、 ゴンチチのプライベートレーベルから出されたもので、 メジャーデビューというものです。 お二人は、全くふつうでのんびり構えていますが、 ブラジル音楽系ミュージシャンの間でも噂になっていました。　　　

ボサノヴァを演奏しているグループは数多くありますが、その中でも
Naomi&goroは、群を抜いていると高く評価されています。

東京近郊でのライブは、予約でいっぱいになるほど人気がああり、
大手外資系レコード店でも、大きくコーナーを設けてプッシュしています。
---山形ブラジル音楽普及協会より

関連：
++ naomi&goro ++

元phatのリーダー、ジャズサックス奏者 藤原大輔のソロアルバム。phatではエレクトリックファンクジャムバンドといった趣きのエネルギッシュな演奏が相当カッコよかった。たったの２枚で解散しちゃったのが勿体無いくらいだったのだが、藤原氏曰くphatでやれることはやってしまったとの事らしい。
で、ソロ２枚目となる本作。う〜〜ん、かっこいい。デトロイト・テクノを彷佛とさせる反復ビートに絡む即興的なサックス。クラブジャズならぬ、テクノジャズとでも形容したくなるようなストイックでプログレッシブなサウンド。この人は、例えば4heroやデトロイトテクノの方々のように、常に音楽を進化させようというオーラを持っていて、それが同じ所に留まらない理由でもあるのだろうけど、とにかくそういう姿勢がすごくエキサイティングでかっこいいと思います。
*試聴はこちら

JAZZIC ANOMALY 藤原大輔 発売日　2004/07/10 彼は新たな地平線を見つけた！ 灼熱地獄で繰り広げられる音の饗宴 Amazonで詳しく見る

井上薫（chari chari）とDSK (Port Of Notes)によるギターインストユニット「Aurora」の1stアルバム。思ったより全然クセがなく、ほとんどイージーリスニングって感じ。パンチはありませんが、このメンツですからセンスはバッチリで非常に心地よいものになっています。BGMとしては最高ですね。

FLARE Aurora 発売日　2004/09/03 Amazonで詳しく見る

ゆるりさんが紹介していましたが、けっこう人気者みたいですね。ジャック・ジョンソンはハワイの元プロ・サーファー。17歳の時に大きな事故に遭い、音楽活動をはじめたらしいです。Gラブやベン・ハ−パーをも魅了する才能の持ち主。
まさにGラブとかトミ−・ゲレロあたりの、ユルくて風通しの良い音楽。メロウな楽曲に、ボーカルも渋枯れてて素敵だわー。さらりと聴けるんだけど味わい深い、きっとこの人は人となりも素敵なんだろうなと思います。

ブラッシュファイアー・フェアリーテイルズ ジャック・ジョンソン 発売日　2002/06/12 Amazonで詳しく見る

97年、淺野 香をリーダーに結成された女性7名、男性4名からなる11人編成の和太鼓グループGOCOO（ゴクウと読むそうです）。このアルバムはスタジオにてほぼ一発録りされたというもの。おお、これは潔いです。余計な装飾がほとんどなく、ひたすら和太鼓。ディジュリドゥ奏者のGoroさんによるカリンバからはじまる曲もあり、美しいです。淺野さんのインタビュを読みましたが、なかなかおもしろい経歴の持ち主。ライブも相当パワフルなんだろうなと思います。

healing asia vol.2 featuring GOCOO GOCOO 発売日　2000/01/19 Amazonで詳しく見る

さぁ聴きました。ビョーク５thアルバム『メダラ』。
ん〜、これは賛否両論を呼びそうですね。

Medulla Bjo¨rk 発売日　2004/08/31 Amazonで詳しく見る

どんな音楽でもそうなんだけど、聴く時の自分の状態で聴こえ方が違ってくるからね。単純に、僕自身コレを聴くだけの準備ができていないって感じで、トバしながら１〜2回しか聴いていない段階なので、たいした感想を書けませんが。

音楽的＜＜アーティスティック

これに尽きます。ここでいう「音楽的」ってのは、音楽としての気持ち良さ、何回でも聴きたくなるような聴き心地のよさを指します。『デビュー』『ポスト』『ホモジェニック』あたりは、そのバランスが実に絶妙だったわけで。どんなに前衛的で攻撃的な姿勢でつくられたものでも、ポップソングとして楽しく聴けるところがビョークの凄さだと僕は思っていたのですよ。
今回は、ヒューマンビートボックス、ほとんど人間の声のみを使用してつくられているわけですが、そこらへんの生々しさというか、ハッキリ言ってキモチ悪いです。気軽に聴けるようなものではないです。曲調も荘厳なイメージのものが大半で、襟を正して聴かなきゃたぶんついていけない。

事前に、声のみでつくられたアルバムって事はわかっていて、もうそれ自体がおもしろい試みだと思ってた。じゃぁ実際に音楽としてどうなのか、というと、正直僕はあまりピンと来なかった。人間の声とはいっても、加工しまくりなわけで、どこまでが声なのかわからない。それはつまり完成度は高いんだけど、逆にDOKAKAみたいにスカスカで明らかにヒューマンビートボックス、みたいなほうがおもしろかったのではと思う。いかにもDOKAKAぽいコミカルなビートにビョークの歌がのっている14曲目は、このアルバムの中では唯一浮いてるけどすごくおもしろかったから。もう少しこういう曲があってもよかったかなと思う。

ただ、加工してるといってもやっぱ人間の声らしい息遣いというか、生々しさ、キモチ悪さがあります。それは決して悪い意味ではなくて、例えば岡本太郎の強烈な生のエネルギーなんかに通じるキモチ悪さ。太郎先生の作品も決して、心地の良いものではないですよね。時には目を背けたくなるような生々しさがある。今回のビョークのアルバムはそれに近いんじゃないかと。だからこういう作品を出したという事自体はおもしろい事だと思いますし、芸術的な意味では刺激的。でも、気軽に何度もリピートして聴きたくなるようなものではないかなと。とにかく聴く方にも、聴く耳と心の準備が必要です。

こちらヒューマン・ビート・ボックスで日本から参加のDOKAKAさんのインタビュー

この人の曲（？）は*こちらで聴けます。
あはは。なんというか、バカですね〜（良い意味でね）。

岡村靖幸９年ぶりのアルバムでございます。

Me-imi(初回限定DVD付) 岡村靖幸 発売日　2004/09/01 Amazonで詳しく見る